0-96km/h加速5.8秒の俊足PHEV、トヨタ RAV4 プライムはアメリカで来夏発売
掲載 更新 carview! 文:ケニー 中嶋/写真:ケニー 中嶋
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11月20日、ロサンゼルスオートショーで米国トヨタはRAV4のPHEVモデル「RAV4 プライム」を発表した。プリウスプライム(国内仕様プリウスPHV)以降プライムのネーミングが冠せられた初めてのモデルだ。
EVモードでの走行距離は最大39マイル(約63km)で、PHEVのSUVモデルとしては最長。歴代RAV4最強の302馬力を発揮し、0-96km/h加速も歴代RAV4最速の5.8秒と、現行の北米トヨタブランドのラインナップではGRスープラに次ぐ俊足を誇る。
新開発のハイブリットシステムは既存のRAV4ハイブリッドよりも強力なモーターを搭載していることも注目だ。リチウムイオンバッテリーもプリウスPHVとは異なる。パドルシフターやヘッドアップディスプレイもRAV4として初めて用意される。PHEVのバッテリーは床下に収まり、後席スペースおよびカーゴエリアの使い勝手はハイブリットモデルとなんら変わらない。
外観では専用19インチホイール、ヘッドランプ、フロントバンパー、サイドシル、テールレンズ、テールゲートのアルミ風モールディング等がプライム専用だ。
RAV4の上級グレードとしての位置付けで、RAV4プライムとしてSEとXSEの2グレードが用意され、ガソリンエンジン、ハイブリッドモデルのRAV4は基本北米生産だが、RAV4プライムに限って国内のトヨタ長草工場での生産となる。
RAV4プライムはアメリカでは2021年モデルとして来年夏の発売。国内ではプライムのネーミングになるかについては未定。
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