「水素はディーゼルに代わる存在になる」。トヨタが言う“燃料電池車の時代”は本当に来るのか? なぜすぐに実現しないのか?
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 65
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電気自動車に巨額の投資が集まる中で、水素を諦めないメーカーも存在します。トヨタは水素研究に30年以上の歴史を持ち、今もなおその可能性を信じています。
トヨタ・オーストラリアのセールス&マーケティング担当副社長ショーン・ハンリー氏は、現地メディアの取材で「水素パワートレインは今後数十年のうちにディーゼルに代わる存在になる可能性がある」と発言しました。
同氏は「ディーゼルが今後10年以内に消えることはないが、その先は水素が取って代わるはずだ」と語り、長期的にはディーゼルの将来性に懐疑的な見方を示しました。
ただし、水素普及には大きな課題も残されています。特にオーストラリアにおいては水素燃料の供給インフラがまだ十分とは言えず、適切な投資と支援が不可欠だと同氏は強調しました。
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