先が見えない新型「スイフトスポーツ」の動向。「ファイナルエディション」は“最後のスイスポ”になってしまうのか?
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 67
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 67
もしかすると、スズキの中でまだ先行きが決まっていないのかもしれません。もしくは、スズキとしては発売したいけれど、今はまずいという空気を読んで、時流の変化を待っているという可能性もあります。
スズキは、過去にスイフトスポーツだけでなく、「アルトワークス」、「カプチーノ」などのスポーティモデルを発売してきました。さらに高性能でスポーティなオートバイも数多く販売しています。
スズキの中の人たちがスポーツカー好きなことは間違いありません。本当は販売したいはずです。「現在はダメだから、特別仕様車で時間を稼いで、時流の変わることに期待している」という格好です。
もしもそうであれば、特別仕様車が11月に生産終了した後、「次世代のスイフトスポーツ」が発表されるかもしれません。もしかすると、その前に開催される「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」や、その後の「東京オートサロン2026」で告知されるかもしれません。
どちらにせよ、現状では次世代スイフトスポーツが発売されるかどうかは不明です。最悪、モデル終了の可能性があると考えれば、欲しい人は今回の特別仕様車「ZC33S Final Edition」は急いで注文すべきでしょう。近年の自動車業界は、新型車に注文殺到で受注停止というケースが多数発生しています。欲しいと思ったらすぐに動くのが吉です。
もしも、次世代モデルが登場したとしても、それはそれで魅力的でしょうけれど、物価高騰を受けて、価格は上昇しているはず。ファイナルエディションは、記念碑的な存在になって価値も高まりますから、買って間違いないはずです。
(終わり)
>>「ZC33S Final Edition」を写真でチェックする
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(写真:スズキ)
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