目前で幻となった次期「XJ」と2代目「Fタイプ」。超高級EVへの純化を急ぐジャガーが、あえてブランドの根幹である“伝統”を切り捨てた理由とは
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 14
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ジャガーが販売台数重視のビジネスから決別し、BEV特化の超ラグジュアリーブランドへと変貌を遂げてから、早くも1年が経過しようとしています。
現在、市場の関心は2025年末に発表された新型4ドアGT「タイプ00」の市販モデルへと移っていますが、この劇的な転換の裏で、開発終盤にありながら日の目を見ることなく闇に葬られた「幻のジャガー」たちが存在したことが、改めて浮き彫りになっています。
元デザインディレクターのイアン・カラム氏の証言によれば、その筆頭はかつてのフラッグシップ「XJ」の次世代モデルでした。
BEVとして完成間近だった新型XJのプラットフォームは、驚くべきことに直列6気筒エンジンにも対応可能な柔軟性を備えていたといいます。ハイブリッド需要が再燃している現在の市場動向を鑑みれば、このプロジェクトの白紙撤回は、今なおファンの間で大きな議論を呼んでいます。
さらに、最も痛ましい事実は、2代目「Fタイプ」の開発も進んでいたということです。ポルシェ「911」に対抗し、ブランドのスポーツマインドを象徴したFタイプは、2024年に惜しまれつつ生産を終了。2025年初頭には国内在庫もほぼ完売し、一部のV8搭載グレードなどは中古車市場で価格が高騰する“伝説の1台”となっています。
カラム氏が「ジャガーは美しくなければならない」と語り、中止を惜しんだ流麗なスポーツカーの系譜は、この方針転換によって完全に途絶えることとなりました。
なお、2026年1月には英サンデー・タイムズ紙が「ジャガーがエンジンの復活(レンジエクステンダー等)を極秘検討」と報じていますが、この噂はジャガーによって即座に「デタラメ」と一蹴され、同社はBEV専売ブランドとして退路を断った決意を改めて鮮明にしています。
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#ジャガー #EV #電動化 #高級車 #自動車業界
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