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目前で幻となった次期「XJ」と2代目「Fタイプ」。超高級EVへの純化を急ぐジャガーが、あえてブランドの根幹である“伝統”を切り捨てた理由とは

目前で幻となった次期「XJ」と2代目「Fタイプ」。超高級EVへの純化を急ぐジャガーが、あえてブランドの根幹である“伝統”を切り捨てた理由とは

ジャガー Fタイプ コンバーチブル

「XJ」や「Fタイプ」後継も廃止に…BEVブランド化の意志は硬い

ジャガーが販売台数重視のビジネスから決別し、BEV特化の超ラグジュアリーブランドへと変貌を遂げてから、早くも1年が経過しようとしています。

現在、市場の関心は2025年末に発表された新型4ドアGT「タイプ00」の市販モデルへと移っていますが、この劇的な転換の裏で、開発終盤にありながら日の目を見ることなく闇に葬られた「幻のジャガー」たちが存在したことが、改めて浮き彫りになっています。

元デザインディレクターのイアン・カラム氏の証言によれば、その筆頭はかつてのフラッグシップ「XJ」の次世代モデルでした。

BEVとして完成間近だった新型XJのプラットフォームは、驚くべきことに直列6気筒エンジンにも対応可能な柔軟性を備えていたといいます。ハイブリッド需要が再燃している現在の市場動向を鑑みれば、このプロジェクトの白紙撤回は、今なおファンの間で大きな議論を呼んでいます。

さらに、最も痛ましい事実は、2代目「Fタイプ」の開発も進んでいたということです。ポルシェ「911」に対抗し、ブランドのスポーツマインドを象徴したFタイプは、2024年に惜しまれつつ生産を終了。2025年初頭には国内在庫もほぼ完売し、一部のV8搭載グレードなどは中古車市場で価格が高騰する“伝説の1台”となっています。

カラム氏が「ジャガーは美しくなければならない」と語り、中止を惜しんだ流麗なスポーツカーの系譜は、この方針転換によって完全に途絶えることとなりました。

なお、2026年1月には英サンデー・タイムズ紙が「ジャガーがエンジンの復活(レンジエクステンダー等)を極秘検討」と報じていますが、この噂はジャガーによって即座に「デタラメ」と一蹴され、同社はBEV専売ブランドとして退路を断った決意を改めて鮮明にしています。

(次のページに続く)

#ジャガー #EV #電動化 #高級車 #自動車業界

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  • 2026/5/07 09:18

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    欧州連合は 2025年12月に、 2035年にエンジン車の新車販売を原則禁止するとしていた方針を事実上撤回。
    中国EVによる市場攻勢対策へ、合成燃料(e-fuel)の活用、ハイブリッド車の継続販売を容認する方向に舵を切った。

    よって、EV専売にすると発表・宣言していた各メーカーも、「新型の売れるクルマ」ができ次第、現実的な路線への方針転換を続々と発表しています。

    ジャガーも、「新型の売れるクルマ」ができ次第、現実的な路線への方針転換を発表するでしょう。

    対して、ジャガー並みの入れ込み方だったホンダは、恥を忍んで、「0」の開発中止を発表しましたが、「新型の売れるクルマ」が出そうになく、そのための体制の構築も不十分な状態です。

    創業者の言葉を曲解し、財務判断させず失敗し続ける仕組みを、創業者達が急成長させた正常状態にするには、研究所社長の誤った伝統を廃止し、現場の声を聴き最適判断する経営層へ刷新すべき。

  • 2026/5/07 09:01

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    電動化にハンドルを切りすぎて、姿を消しましたね

    ローバーが残っているので、全くサポートを受けられない訳ではありませんが
  • 2026/5/07 11:02

    違反報告

    ジャガーがBEV移行を機に、プレミアムからスーパープレミアムへとブランド地位の引き上げを図る戦略は、リソースを活かした勝算のあるものでした。

    対してホンダは、販売戦略も不明確なまま、リソース不足を妥協で補った「二代目NSX」でスーパーカーの存在感を得ようとしました。

    この「お花畑」とも言える無謀な戦略は、環境変化以前に、伝統的な無理・無駄・ムラのある経営判断の産物であり、EV時代においても同社の凋落を招いています。

    今後ジャガーが地位を確立するには、メルセデスやトヨタが挑んでいるGTレース等のモータースポーツ参戦を通じ、確固たる伝統と波及効果を築く戦略が不可欠です。

    しかし、現状ではそれも難しく、結局は英国風プレミアムブランドの地位に留まるでしょう。

    一方でランドローバーは、トヨタやメルセデスに対抗する戦略に成功しました。
    ホンダや日産も、この成功例を参考にブランド戦略を再考すべきです。

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