日産GT-Rニスモ、エンスー興奮の600馬力!
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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年次改良を受けた「NISSAN GT-R」の2014年モデルが、東京モーターショー前夜に発表された。最大の注目は、専用チューンにより600馬力を得た最強のGT-R、「GT-R NISMO(ニスモ)」の世界初披露だろう。同モデルは、ニュルブルクリンク北コースで、量産車最速となる7分8秒679のラップタイムを記録している(専用オプションパック装着車)。海外プレスも数多くかけつけた会場フォトとともに詳細をお届けしよう。
GT-Rをベースにエンジンや足回り、空力パーツなどが磨き上げられた「GT-Rニスモ」。専用カバーに覆われたエンジンは、3.8リッターV6ツインターボをベースにニスモが専用チューニングを施し、最高出力は標準モデルの550psから600psへ、最大トルクは632Nmから652Nmに引き上げられている。トランスミッションは標準モデル同様、6速デュアルクラッチを採用する。
前後サスペンションには、特注のビルシュタイン・ダンプトロニックダンパーと専用スプリングを採用し、極限下でのさらなるグリップ力を追求。サスペンションは3パターンのモード選択が可能だ。ボディも通常のスポット溶接に加え、ニスモのファクトリーチューンならではの構造用接着剤による補強が追加されている。
外装では、カーボンファイバー素材をバンパー、リヤスポイラー、サイドシルカバー、アンダーカバーの各部に採用し、軽量化&低重心化を進めた。Cd値は標準モデルと同じ0.26を達成し、時速300km/hの状況下では、標準モデルに比べてプラス100kgのダウンフォースが生み出されるという。
内装では、カーボンバック・バケットシートやアルカンターラ巻きステアリング、カーボン調コンビメーターなどが、ニスモ専用だ。価格は1501万5000円。同モデルは2014年2月末の日本を皮切りに、米国や欧州でも順次発売される。
マイナーチェンジを受けた2014年モデルのGT-Rは、新しいサスペンションセッティングによるステアリング修正の少ない安定性と、高められた路面追従性による上質な乗り心地が特徴になるという。
外装は、「稲妻の閃光」をイメージした新デザインの高効率LEDポジションランプや、新デザインのLEDリヤコンビランプなどを採用して、視覚的インパクトを高めた。ボディカラーには、レッドの中に24金ゴールドでコートされた微細なガラスフレークを混入した新色「ゴールドフレークレッドパール」を追加し、全7色のラインアップとしている。
一方の内装では、「Premium edition」専用オプションのファッショナブルインテリアに、新たにアイボリーを追加。ファッショナルブルインテリアでは、カラートリムをドアトリム、ドアアームレスト、センターコンソール両サイド、コンソールボックスリッド、ハンドブレーキにまで拡大するとともに、ドアトリムにはステッチを施した立体感のあるデザインを採用している。価格は905万1000円~1011万1500円。
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