【実話】ありがたいけど余計なお世話…親切すぎて泣けてくるクルマの気配り機能に心を折られた件

ボルボ EX30

見たら怒られる!? センターメーターのジレンマ

自動車ライターという職業柄いろんなクルマに乗る機会があるわけですが、いろんなクルマに乗ればいろんな装備に出会う。というわけでちょっと前に、とあるクルマに乗っていたら思わずツッコミを入れたくなる機能に出会いました。「なんやねん！」って。

そのクルマはセンターメーター（ドライバーの正面にはメーターがなくてセンターディスプレイ上部に車速など運転情報が表示される）なのですが、車速を把握しようとセンターメーターを見ると、クルマが怒るんです。

正確には怒るのではなく、カメラでドライバーが視線を向けている方向を検知して「わき見するなよ！」とドライバーに警告してくれるありがたい機能なのですが、その感度が敏感過ぎる！　だからドライバーに対して斜め方向であるメーターに視線を送ると、怒られちゃう。

もちろんずーっとそのメーターを見ているわけじゃなく、普通に速度を確認するくらいの感覚でセンターメーターに目をやるわけですよ。だけどクルマが「わき見するな！」と注意喚起をしてくれる。

その時のボクの心境といえば「安全のために大変ありがたい」……なんてことは微塵にも思うわけがなく、「オマエ（センターメーター）がそっちに視線を向けさせておいて注意するなんて、なんという矛盾」という、ちょっとした困惑をどこに向けたらいいのかわからないなんとも微妙な心境。注意喚起はありがたいけど、もう少し鈍感でもいいんじゃないかなあ。これじゃあ「オオカミ少年」になっちゃうよ。

こういうの“自作自演”っていうんですかね。いや、マッチポンプか？

というわけで今回のテーマは「親切すぎて、ちょっとウザい親切装備」。いや、ディスってはいないですよ。「もう一工夫してくれると嬉しいな」という愛と今後への期待にあふれた企画でございます。

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#便利機能 #センターメーター #電動パーキングブレーキ #ミニバン #可動式ステップ #電気自動車