【日本上陸】フェラーリのスペシャルモデル「F80」は衝撃の“5億超え”だが…「最高の跳ね馬」といえば「F40」が挙げられる理由とは
掲載 carview! 文:koensha 16
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フェラーリ・ジャパンは4月3日、イタリア大使館にて世界限定799台の特別なフェラーリ「F80」を初披露した。F80は2024年10月に発表されたハイブリッド・スーパーカーである。
「288GTO」「F40」「F50」などの系譜に連なるスペチアーレとして位置付けられており、25年末から生産が開始され、フェラーリ創立80周年となる2027年末までに生産を完了する予定。価格は360万ユーロ(約5億8080万円)以上とされている。
パワートレインは、フロントにeアクスル(電気モーター×2)、リアに3.0L V型6気筒ツインターボエンジン+1モーター+8速DCT、さらに2.28kWhのバッテリーを搭載するハイブリッドシステムだ。
システム総合最高出力は1200ps、乾燥重量は1525kgで、パワーウェイトレシオは1.27kg/ps。完全EV走行には対応していない。
性能は圧巻で、0〜100km/h加速は2.15秒、0〜200km/h加速は5.75秒、最高速度はリミッター作動時で350km/hに達する。フェラーリのロードカーとして史上最強のパフォーマンスを誇る。
空力性能にも優れ、250km/h走行時には前後合計で最大1050kgのダウンフォース(フロント460kg+リア590kg)を発生させる。
本拠地マラネッロのフィオラノ・テストトラックでのラップタイムは約1分15秒。「ラ フェラーリ」よりも4秒以上速く、「SF90XX」すらも上回る。これはV型8気筒エンジンを搭載した、ミドシップのGT3レーシングカーに匹敵するタイムだ。
注目すべきは、あえてV6ツインターボを採用した点である。ル・マン24時間レースを制したWECマシン「499P」や現在のF1マシンも同様のV型6気筒を採用しており、F80はその動力アーキテクチャーをロードカーへ転用した格好だ。
このF80を眺めていると、1987年に発表されたF40の記憶が鮮明によみがえる。当時のインパクトは今なお忘れがたい。
日本にF40が初上陸したのは1988年夏。御殿場の庭園で初披露され、その後伊豆のサイクルスポーツセンターへ自走で移動。豪快なエキゾーストとともに、圧倒的な速さを印象づけた、まさに鮮烈な1台だった。
(次のページに続く)
#フェラーリ #F80 #スーパーカー #F40 #エンツォ・フェラーリ #5億円
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