Mセダン初のAWD・新型M5の海外試乗で8速ATと快適性に驚く
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:BMWジャパン
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新型「BMW M5」の国際試乗会に参加してきた。今回は600PSのM5をポルトガルのエストリル・サーキットで思い切り振り回すことができた。早速レポートしていこう。
最近のハイパフォーマンスモデルは700Nmを超えている。自然吸気からターボに技術がシフトすると、パワー(出力)よりもトルクの増加が目立ってくる。まるでディーゼルエンジンのように700Nm超えのトルクを発生するガソリンエンジンが増えているわけだ。あるギアボックスの専門家の話では、トルク限界はエンジンよりもギアボックスで決まるそうだ。
新型M5は608PSと750Nmのパワーとトルクを絞り出す4.4L V8エンジンに加えて、Mモデルのセダンとしては初めてXドライブ(AWD)を搭載したことが話題となっている。
エンジンはVバンクの谷間に2つのツインスクロールターボを搭載する“ホットV”を採用しているが、このシステムは先代のM5から始まった技術で、いまではメルセデスもアウディも使っている。ターボに繋がる排気管が短いので、ターボレスポンスがシャープになるメリットがある。M5の場合、2つのツインスクロールターボを使うので、2つのシリンダーの排気管を1つにまとめてターボに繋げる。具体的には1/6、2/8、3/5、4/7 番シリンダーが集合してタービンを回すが、この方式ではタイムラグはほとんど感じられない。
その結果、新型M5は0-100km/hを3.4秒で駆け抜けるが、これはより高出力の「AMG E63 S 4マチック+」と同じ加速性能だ。軽量化とギアボックスのレスポンスが優れているのだろう。
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