日産が「中国で自動車輸出の新会社設立」でも「N7」の日本導入が非現実的な理由。期待したい“別モデル”の存在
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 24
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日産と東風汽車の合弁会社である東風日産は2025年4月27日、新型BEV(バッテリーEV)の「N7」を中国で発売しました。
中国で人気の高いDセグメントセダンに属するN7は、シンプルかつエレガントなデザインと充実した機能装備、そして約240万円(11万9900元)から約300万円(14万9900元)という低価格が大きな特徴です。
そのコストパフォーマンスの高さが評価されたN7は、発売からわずか1か月で1万7000台あまりの受注を獲得するなど、経営危機に瀕する日産の救世主になることが期待されています。
そんなN7に対しては、インターネット上では日本導入を願う声も少なくありません。
しかし、N7は中国をメインターゲットとしたモデルであるうえ、生産も中国国内で行なわれていることから、その実現は難しいと考えられています。
一方、2025年6月25日、日産は現地の投資子会社を通して東風汽車と自動車の輸出をメイン業務とする合弁会社を立ち上げたことを発表しました。
新会社の資本金は約200億円(10億元)で、日産が約120億円(6億元)、東風汽車が約80億円(4億元)を出資します。なお、経営期限は28年間とされています。
新会社の設立は、将来的なN7の国内導入を意味しているのでしょうか。
(次のページに続く)
#N7 #日産 #BEV #セダン #経営危機ログインしてコメントを書く
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