北米における“デカすぎるSUV”へのアンチテーゼか。新型「フォレスター」が守り抜いた、スバル流の実用主義という良心
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 27
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2025年に登場したスバル新型「フォレスター」が、日米の両市場で極めて好調な立ち上がりを見せています。
特にSUVの本場・米国において、この6代目が「極めて合理的な選択肢」として再評価されている背景には、同地のファミリーカー事情が孕む極端な二極化があります。
現在、北米のミニバン市場はトヨタ「シエナ」やホンダ「オデッセイ」など、全長5mを優に超えるわずか6車種にまで絞り込まれました。
その一方で、市場を席巻しているのはフォード「エクスプローラー」やシボレー「タホ」、トヨタ「グランドハイランダー」といった、3列シートを備えた巨大な大型SUV群です。これらは多人数乗車や牽引能力には優れるものの、日常の取り回しにおいては過剰なサイズ感を伴うのも事実です。
ボディサイズは全長4655mm×全幅1830mm×全高1730mm、ホイールベース2670mm。先代からわずかに拡大されたものの、北米基準では依然としてコンパクトな部類に留まり、北米向け3列SUVのように駐車場に収まらないという不安もありません。
しかし、垂直に近いDピラーが生み出す広大な荷室や、無駄を削ぎ落としたパッケージングは、ミニバンが本来持っていた「徹底した実用主義」をSUVの姿で体現しています。
巨大なフルサイズSUVに振り回されたくない、しかし実用性は捨てられない。そんなトレンドに敏感な実利派ユーザーにとって、フォレスターこそが現代の正解として映っているのです。
(次のページに続く)
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