eKスペース発表！ 広さと快適性にこだわり

三菱自動車は2月13日、日産自動車との合弁会社NMKVが企画・開発・生産を行う新型eＫシリーズの第2弾としてeKスペースを発表した。「快適」「便利」「安心」をコンセプトに、このクラスのメインユーザーである子育て女性のサポート機能を充実させた。競合車がひしめく全高1700mm超のスーパーハイトワゴン市場の販売競争がさらに激化しそうだ。

■リアサーキュレーターをクラス初採用

クラストップとなる居住空間は室内高1400mm、室内長2235mmを実現。リアシートは軽自動車最長となる260mmのロングスライドが左右独立して可能で、足元スペースとラゲッジスペースの多彩なアレンジに対応した。また、“おもいやり”装備として、リアサーキュレーターをクラス初採用（Eを除く）。空気を循環させ、車内の温度差を解消することで冷暖房時の後席の快適性を高めた。その他、リアドアガラスを全面覆うことができるロールサンシェード（Eを除く）や、助手席背面には折りたたみ式テーブルを装備。このクラスでは必須と言えるスライドドアは、三菱の軽自動車では初となるワンタッチ電動式を採用した。

■安心、安全に配慮したドライブサポート機能

滑りやすい路面や急なハンドル操作時に車両を安定走行させるASC（アクティブスタビリティコントロール）や、急坂路での発進時に車両の後退を防ぐヒルスタートアシスト、急ブレーキの際に自動でハザードランプが高速点滅するエマージェンシーストップシグナルなど、安全性を高める機能を装備（一部グレード別設定）。車庫入れ時に便利な、後方映像をルームミラー内に表示するリアビューモニター付ルームミラー（Eを除く）、周囲の安全確認が可能なマルチアラウンドモニター（カスタムG／Tオプション）なども用意されている。

■存在感あるカスタムモデルも設定

660cc直列3気筒NAエンジンの標準モデルに加え、ターボ搭載のカスタムモデルも設定された。カスタムモデルは縦基調のフロントグリル、大型フロントバンパー、リアスポイラーなどでプレミアム感を高めている。価格は、標準モデル（G、E）が122万4300円～149万4150円、カスタムモデル（カスタムT、カスタムG）が152万1450円～177万5550円。