新型アクセラ日本上陸 燃費は最大15%アップ!
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
マツダの全生産・販売台数の3分の1を占める基幹モデル「アクセラ」が2代目にフルモデルチェンジ。先代プラットフォームをキャリーオーバーした新型では、注目のアイドリングストップ機構「i-stop」を2.0リッターFF車で標準採用し、大幅な燃費改善でエコなアクセラを作り上げた。
セダン、5ドアハッチのエンジンラインナップは2種類。
・1.5リッター直4(FF/CVT)……82kW(111ps)/6000rpm、140Nm(14.3kg-m)/4500rpm
・2.0リッター直4直噴(FF/5速AT)……110kW(150ps)/6200rpm、186Nm(19.0kg-m)/4500rpm
2.0リッター直噴エンジンは「i-stop」を標準装備し(FF・5速AT)、先代比で約15%アップとなる16.4km/リッター(10・15モード)を達成(※JC08モード=14.8km/リッター)。最大トルクも0.3kg-m向上している。i-stop採用が2.0リッターユニットに留まったのは、i-stopが直噴エンジンのメカニズムを必要とするからだ。i-stop記事はこちら。
1.5リッター直4エンジンには新たにCVTを組み合わせ、燃費は先代比5%アップの18.4km/リッター(※JC08モード=15.6km/リッター)。この結果、FF全車(マツダスピードアクセラを除く)がグリーン税制に適合する。取得税・重量税の減税率は1.5リッター車が50%、2.0リッター車は75%。
また、マツダスピードアクセラは、2.3リッター直噴ターボ+6速MT[194kw(264ps)/5500rpm、380Nm(38.7kg-m)/3000rpm]を搭載、燃費は11.0km/リッター。
エクステリア最大の特徴はフロントフェイス。上下2分割式だった初代から、バンパー下部に集約された大型フロントグリルで低重心かつワイドな表情を演出。ボンネットのセンター&左右のプレスラインを5ポイント台形グリルの下部1点に集約させる「センター・フォーカス」式として張りとボリューム感のあるデザインを目指した。サイドとリア周りも先代を踏襲しつつ、プレスのラインを強調するなどスポーティ感を強めている。
全長×全幅×全高=4490(+90)mm×1755(+10)mm×1465(±0)mm、ホイールベース=2640(±0)mm。[※()内は先代比較値。5ドアハッチ・20C]
一方のインテリアは先代のデザインを踏襲しつつ、新たにダッシュボード上にマルチインフォメーションディスプレイ(MID)を設置。自然な視線移動でオーディオやトリップコンピューターや警告灯などの情報が認識できるようになった。また先述の「i-stop」搭載車ではエコドライブ支援機能として、MID上にアイドリングストップ時間を表示。累積時間に応じて木を育て、楽しみながらエコドライブを体感できる。
また、オーディオパネルを上方に30mm、手前側に15mm移動。シフトノブは60mm上方に配置するなど、ドライバーがより扱いやすい運転空間を細部にわたって追求している。
新型アクセラのもうひとつの注目点は改善された静粛性。Aピラーの断面形状やサイドミラー形状を最適化するなど、ボディ形状側からも風による騒音を大幅低減。サスペンションやボディ剛性も向上させ、ロードノイズは先代比で約11%低減したという。
サスペンションは前:マクファーソンストラット、後:マルチリンク。タイヤ&ホイールは20Cに195/65R15が標準。グレードによって16インチや17インチも選択可能だ。
安全装備はカーテン&フロントサイドエアバッグ、DSCなどが2.0リッターFF車&マツダスピードアクセラで標準装備。この他、後方から接近する車両を知らせる「リアビークル・モニタリング・システム」や急ブレーキを後続車に知らせる「エマージェンシー・シグナル・システム」などがオプション設定されている。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ラッセルとルクレールがタイトル争いの重要な鍵になる? マクラーレン代表、フェルスタッペン以外のライバル警戒
BMW、R 12の限定モデル発売…ゴールドストライプとボバースタイル採用
レッドブルが掴んだ、タイトルよりも重要なモノ。フェルスタッペン「方向性を見つけられた。失うものは何もない」
マツダ“新”「コンパクトSUV」がスゴイ! ジムニー級「地上高」&「エアエディション」追加! 220馬力超えの「ターボエンジン」搭載の米国「シーエックス サーティー」とは
「やっぱトヨタはすげぇよ…」新型スーパーカー『GR GT』発表にSNSは興奮の渦!「V8ツインターボはあつい!」「会長は国宝」など絶賛
クルマの鼻先を黒く覆う「ノーズブラ」ってなに? アメリカらしさの演出に欠かせないアイテムの正体とは
大切なファンを待たせたので900万円。アストンマーティン、アロンソ&ストロールのイベント欠席で多額の罰金。誠意のサイン入りキャップ配布へ
新型イプシロンもちゃんとランチアであった話【日本版編集長コラム#59】
「おい信じられるか? ここ全部“海”だったんだぜ…?」 高速道路の“ナゾの橋”の下で“遺構”を発見! 周りは千葉の住宅街!?
モリタ「未来の消防防災アイデアコンテスト2026」開催 全国の小中高生から作品募集
ヤマハの“万能スポーツバイク”「YZF-R7」の2026年モデルが登場 何が変わった? ネットでは「実質フルモデルチェンジ!」といった声も
ルーキーが宙を舞うクラッシュで驚愕の幕開け。フォーミュラEシーズン12初戦は元王者デニスがポール・トゥ・ウイン
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったら倍になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!