【さらに燃費向上】新「アルト」の匂わせルーフスポイラーは「アルトワークス」復活のサインなのか? 販売店に聞いてみた
掲載 carview! 文:杉山 元洋 22
掲載 carview! 文:杉山 元洋 22
スズキは軽乗用車「アルト」の9代目となる現行モデルの一部仕様変更を2025年7月22日に行うとアナウンスしました。日常の足として愛されるアルトがどのように進化するのか注目が集まると同時に、ホットバージョンである「アルトワークス」復活への期待の声も高まっています。
まずは今回の新型アルトのスペックについておさらいしておきましょう。今回の一部仕様変更では、主に安全装備の充実と燃費性能の向上、そして外装デザインの一部がブラッシュアップされます。
デザインに関しては大幅なフェイスリフトは行わず、楕円をモチーフとした可愛い系のデザインは継承。フロントとリヤバンパーの形状を変更し、マイルドハイブリッドモデルの「ハイブリッドX」と「ハイブリッドS」にはルーフエンドスポイラーを追加しています。
>>“新生アルトワークス”の布石となるのか? 新「アルト」を画像でチェックしてみる
ほんのりスパルタンな雰囲気を醸し出すこのスポイラーがなかなかの役者で、空力性能を向上させることで、ガソリン・ハイブリッド軽自動車のクラスで引き続きNo.1となる28.2km/L(ハイブリッド S・ハイブリッドX/2WD)という高い燃費を実現。
現行モデル(2WD/CVT車)が27.7km/Lでしたから、約1.8%向上している計算になります。
変速機はすべてCVT。気になる各モデルの価格(消費税込み)は以下の通り。
・純ガソリンエンジンモデル
「A」(2WD):114万2900円(受注生産モデル)
「A」(4WD):127万4900円(受注生産モデル)
「L」(2WD):119万7900円
「L」(4WD):132万8800円
・マイルドハイブリッドモデル
「ハイブリッドS」(2WD):130万1300円
「ハイブリッドS」(4WD):143万2200円
「ハイブリッドX」(2WD):146万9600円
「ハイブリッドX」(4WD):158万9500円
値上げに関しては、安全装備の追加やデザイン変更などによるコスト増から、現行モデルと比較してプラス7万8100~8万9100円といったところ。
(次のページに続く)
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