情報解禁！ 三菱、コンパクトSUV「MITSUBISHI eX Concept」を世界初披露

三菱は10月8日、第44回東京モーターショー2015（一般公開日：10月30日～11月8日）の出展概要を発表した。今回はアウトランダーPHEVを中心としたブースを構え、バハ・ポルタレグレ500参戦車を含む合計15台を展示する。目玉は、世界初公開となる「MITSUBISHI eX Concept」だ。

MITSUBISHI eX Concept [ワールドプレミア]

「MITSUBISHI eX Concept」は、次世代EVシステムを採用したコンパクトSUVのコンセプトカー。eXは「electric X (cross) over」の略で、デザインはSUVとクーペスタイルを融合させ、街を疾走するスポーツクロスオーバースタイルとした。フロント部は、デザインコンセプト「ダイナミックシールド」を昇華させた新しいデザインを提案している。

搭載する次世代EVシステムは、大容量・高性能バッテリーや小型・高出力モーターなどで構成。システム全体の軽量・高効率化と車体の軽量化を推進し、航続距離400kmを実現したという。また、駆動用バッテリーを車両下部に配して低重心化を図るとともに、ツインモーター4WDや車両運動統合制御システム「S-AWC」によって、卓越した操縦性と安定性を追求している。

さらに、次世代の情報システムを活用したコネクティッドカー技術や先進の予防安全技術を組み合わせた「自動運転技術」を採用することで、危険を察知すると安全機能を作動させたり、故障や異常を早期に検出して修理や整備を促す機能も充実させた。