【買えなくても大歓迎!】「フェアレディZ ニスモ」にMT追加。420ps専用クラッチの秘密
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 23
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 23
「フェアレディZ ニスモ」にMT(マニュアルトランスミッション)が追加される!
2025年12月に日産発の公式情報として明らかになり、今年初めの東京オートサロンでもあらためて話題になったそんなニュースは、多くの人に喜びを与えたのではないでしょうか。もちろん筆者だってそのニュースを喜んだひとり。
はじめて買った愛車が(5年落ち中古車の)S13型「シルビア」のターボエンジン+MT。その次に買った人生初の新車はS15型シルビアで、もちろんターボ+MT。
その後に買ったクルマも合わせれば、これまで5台のMT+後輪駆動スポーツカーを所有した筆者としては、フェアレディZ ニスモへのMT追加は狂喜乱舞レベルのトピックと言っていいでしょう。
もちろん懐事情を考えれば、登場したところで新車なんて買えない筆者ですが、発売されれば将来的に中古車として購入できるチャンスができるのだから!
でも、そもそもフェアレディZの高性能仕様である「ニスモ」に、MTがなかったことが驚きという人もいるかもしれませんね。そうなのです、なかったのですよ。
これまで日本向けのフェアレディZ ニスモは、9速ATのみの設定でした。どうしてなかったのか?
当初、日産関係者は取材の場などで「ニスモは速さを求めたモデル。サーキットを走るとMTよりもATのほうが速い。だからMTは用意せずATのみとした」といった趣旨の説明をしていました。
だけど(それもあるかもしれないけど)それだけではなかった模様。最高出力309kW(420ps)&最大トルク520Nmを発生するエンジン(フェアレディZの通常モデルに対して15ps&45Nmのプラス)を受け止めるため、MTまわりにもニスモ専用の作り込みが必要だったようです。
そもそも、フェアレディZ ニスモはデビュー時から「やっぱりMTが欲しい!」という声がユーザーやファンの間で根強くありました(MTが出たら本当に買うかは別の話として)。
しかし、今回の追加までに費やした年月は約3年。2023年夏にニスモが登場し、MT追加は2026年夏の予定。つまり、約3年もかかったのです。
単に標準タイプのフェアレディZに用意されているMTを組み込むだけならここまで時間はかからなかったはずですが、Z ニスモのエンジンに対応するための専用対応が必要だったと考えれば納得ですね。
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