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世界に先駆けて変貌を遂げようとする東京モーターショーの魅力と課題

未来に向けて生まれ変われそうな期待感があった

会期の半分が過ぎた東京モーターショーについて急遽、書かせていただけることに。せっかくなので、感じたことをできるだけストレートに記していきたいと思う。

雑誌のコラムやFacebookなどでも書いたのだが、私は今回の東京モーターショー、実はものすごく楽しみにしていた。ずっと前からとは言わない。正直、ここ数ヶ月のうちに思いが変わった。

これも方々で書いてきたことの繰り返しになるが、そもそもここ数年、世界の主要モーターショーを取材する中で感じていたのは「これまでのモーターショーというコンテンツは、すでに役割を終えたのかもしれない」ということであり、前回すでに寂しい印象が募った東京モーターショーは、今回で本当に「終了のお知らせ」を実感することになるのではと、直前まで思っていた。

クルマそのものが夢だった時代が過ぎ去った今、新型車が並ぶだけのショーではアピール度は低いと常々感じていたし、それに対して世界のどのショーも有効な打開策を打ち出せないで、ここまで来ている現状もつぶさに見てきた。どこよりも早く衰退2周目となった東京は、目も当てられない状況になるのでは…と、正直思っていたのである。

それが、事前に主催者サイドと懇談したり、メーカーの出展概要が明らかになってきたりするうちに、これは期待できるかもしれないぞと考えが改まった。東京モーターショーは衰退したまま2周目に入るのではなく、クルマやその他も含めたモビリティの進化、たとえばCASEやMaaSといった言葉で表される技術や概念が、我々のクルマとの付き合い方に、クルマのある生活に、そして世の中にどんな未来をもたらすのかを提示し、可能な限り体験としても提供する。そんな場に向けて生まれ変わりそうという感触を得たからだ。

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