有名人の交通事故を熱心に報道するマスコミはクルマの存在をおとしめている？

写真：gyro

業界はマスコミの報道姿勢に苦言を呈してもいいのでは？

クルマとクルマ、もしくはクルマとガードレール、クルマと壁がこするような状況は普通に起きる可能性があるのです。街中のクルマを見てみてください、どこかにこすったような跡のあるクルマなんてたくさんあります。逆をいえば、まったくキズひとつないクルマを探すほうが難しいくらいです。パトカーだって、キズだらけです。パトカーの場合は事件現場などでキズが付くこともあるでしょうが、これはこすっただろ……なんてキズが付いていることだってよくあります。

日本ではちょっとこすった、ちょっとぶつけただけでも「事故」と呼ばれますが、これを続けているのはよくないことだと思うのです。もっとおおらかな気持ちが必要ではないでしょうか。マスコミもそんな出来事をさも大事件のように報道するのはやめて欲しいものです。そして、そんなマスコミに広告を出している自動車メーカーは「そんな報道の仕方を続けてクルマをおとしめるならうちの会社は広告を出しません」くらいの強い態度に出てもいいのではないでしょうか？