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ミニバンみたいなハッチバック! 絶滅危惧車のエリオはスズキの世界戦略車だった
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▲コンセプトどおり車内空間は広々としていた

GMやオペルの影響を受けていた?

プラットフォームは他車からの流用ではなく、全くの新設計だった。

エンジンはスイフトに投入されていた1.3L直4を1.5Lまでボアアップしたものが搭載された。

可変バルブタイミングを備えたエンジンはオールアルミ製で最高出力110ps、最大トルク14.6kg-mだった。

後に最高出力125ps、最大トルク17.3kg-mの1.8L直4エンジンも搭載されたが、こちらはスズキ初の3ナンバーサイズとなった。

いずれのエンジン搭載車でもFF/4WDが設定され、5速MT/4速ATを選ぶことができた。

4速ATはちょっと特徴的で、「ニュートラル・スリップ」制御が採用されていた。

これはDレンジで停車した際、燃料消費を低減させるためにATが自動的にニュートラルに近い状態になるというもの。

同時期のオペル車のATでも似たような機能が採用されていた。当時、GMやオペルと提携していた影響だったのかもしれない。

エリオのボディサイズは全長4230mm×全幅1690mm×全高1550mm。全高は日本の立体駐車場を意識した数字だったと思われる。

とはいえ、室内高は1275mm確保されており、ちょっとしたミニバン並みの数値だった。

また、コンパクトなボディながら、そもそも軽自動車を得意とするスズキだけあって室内空間の生かし方は上手だった。

“欧州で鍛えた”とうたわれた四輪ストラットはやや硬めで、ステアリングのアシスト量も少なめだった。

そういう意味では、欧州車を意識していたのかもしれないし、国産ライバルとの差別化を図ろうとしていたのかもしれない。

エクステリアは「地味」だといわれていたが、5ドアハッチバックのリアは特徴的で今見ても斬新だ。カッコつけることを狙わず、小型車で必要な要素を詰め込んだ質実剛健な車と評するべきなのかもしれない。

“損切り”が早いスズキは、売れ行きが悪いと往々にして生産終了することが多い。

そんなスズキだが、エリオは2007年まで生産された。

よって、決して売れなかったわけではないはずだが、今となっては中古車を探すのは至難の業。

輸出されてしまったのか、廃車処分されてしまったのか定かではないが……、とにかく中古車の流通量が少ない。

そういう意味では、希少価値が高いし、差別化を図るにはうってつけな車とも言える。

ちょっとでも気になった方は、中古車物件をチェックしてみてほしい!

文/古賀貴司(自動車王国)、写真/スズキ

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みんなのコメント

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  • ken*****|2019/05/20 20:01

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    当時、ダイハツYRV対策車としてしか見えなかった。
    悪くない車だけどスズキがこのサイズの競合他社が多い車を人気車種にさせるのはいまだに難しく、
    一時は人気車種になったソリオさえもダイハツトール四兄弟にコテンパンにやられてしまった始末。
    他社がやらない部分を中途半端じゃなく全面に押し出して尖った車で攻めるべき。
    そんな中、走りに重点を置いたスイフトが他社のコンパクトカー市場の牙城を崩している点は大いに評価出来る。

    個人的には「スプラッシュ」が好きです。
    流通台数も少なく高年式の状態のいいのを手に入れるのは今のうちしかないかなーと検討中。
  • osa*****|2019/05/20 20:45

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    余談だけどこの頃のスズキって軽と登録車でスズキエンブレム変えてたんだよな。
    それもいつの間にか同じになってる。
    スズキらしいな(笑)
  • t17*****|2019/05/21 02:23

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    優れた資質を持つ実用車。
    GMやオペルにいろいろ教わった成果が出始めた頃のクルマ。
    もう少し後のスプラッシュあたりが出色でしたね。

    その財産がだんだん褪せて来てるのはまことに残念。

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