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コラム 2019.3.29

総額250万円超でも「買い」と言い切れるボルボ 940エステート

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▲クラシックカーでもなく、最新のボルボ車でもない、やや微妙な立ち位置に属する940エステートだが「買い」と思える1台に出合ったので紹介したい

ボルボ 940エステートに試乗

過日、川崎市の某所にて「KLASSISKGARAGETESTDRIVE」なる小規模な試乗会が開催された。

これは、ボルボ・カー・ジャパン直営のクラシックボルボ整備&販売拠点である「KLASSISKGARAGE(ボルボ・クラシック・ガレージ)」が、その取り組みと実力を一部メディアにアピールする目的で開催した試乗会だ。

当日用意されていたクラシックボルボは、走行35万kmの70年式122Sアマゾンを含む計4モデル。

だがその中の1台である「94年式ボルボ940エステートポラール」について、まずは取り急ぎソッコーでレポートしたい。

なぜならば、他の3車が(少なくとも試乗会開催時点では)非販売車両であったのに対し、この96年式940エステートだけはれっきとした販売車両。それもいまこの瞬間、まだ「SOLD」になってなければカーセンサーnetにもごく普通に掲載されている個体だからである。

誰かに買われてしまわないうちに、すみやかに「96年式ボルボ940エステートポラールRefreshedByVOLVOKLASSISKGARAGE(支払総額252万円)」という商品車両の実相を貴殿にお伝えしたいと考えたのだ。

ボルボ940エステートという車自体に関する解説は少しで構わないだろう。

940エステートは、1990年から1997年まで販売された、当時のボルボのトップレンジである。

搭載エンジンは2.3Lの直4自然吸気または同2.3Lのターボ付きで、ターボにはマイルドな低圧ターボとパワフルな通常ターボの2種類がある。試乗車両の96年式ポラールは最高出力130psの低圧ターボだ。

そしてこの個体は、とある女性が新車時から11万kmまで乗り続けたワンオーナー車だという。

それをKLASSISKGARAGEが腕によりをかけて、そしてそのプライドにかけて、仕上げた1台である。

徹底的な整備と各種リペアを行い、替えるべきパーツはすべて交換した。灯火類は新品に交換し、エンジンは走行5万kmの個体から移植したという。そしてついでにポラールではなく「940ターボ」の外観へとプチカスタマイズも行った。

インポーターの公式拠点ではあるが、必ずしも「すべてがフルノーマル」であることにはこだわらないのが、KLASSISKGARAGEのニクいところだ。

そんなこんなの96年式940エステートポラールに乗り込んでみると、いきなり過去の世界へタイムトリップしたような感慨に襲われる。

とはいえそれは新車当時、つまりこの個体でいう1996年への時間旅行ではない。もしもシートやステアリングなどすべての内装パーツが新品に交換されていたならば、もちろん「気分は1996年!(平成8年!)」になったことだろう。

だがこの個体はそうではなく、あくまで整備とリペア(と必要な部品交換)によって「リフレッシュ」された中古車だ。それゆえ「気分はだいたい2000年!」との感慨を、筆者は覚えたのだ。

つまりこの個体の風合いは、「新車から3~4年がほどよく経過した頃の96年式940エステート」のそれにきわめて近い。

筆者はちょうど2000年頃、とある中古車専門誌で編集記者をしていた。そのため「3~4年落ち940エステート」に関してはけっこう詳しい。

これはまさに2000年頃の中古940エステートだ。実際には、今は2019年だというのに。

内外装のビジュアルや手触りだけでなく実際に走らせてみても、この「96年式940エステートin2019年」は「96年式940エステートin2000年」にしか感じられない。

エンジン、足回り、ブレーキ、エアコン、ウインカーのタッチ、その他もろもろ――のすべてが「せいぜい数年落ちのボルボ940」なのだ。実際は、数年落ちではなく23年落ちなのだが。

ちゃんと直すと、自動車というのはここまでシャキッとするものなのかと、今さらながらに驚愕した筆者@中古車記者生活23年目であった。

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