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コラム 2019.1.15

絶滅危惧車のボルボ 780からは、イタリアならではの色気が漂ってくる

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▲1985年のジュネーブモーターショーにボルボから出展された780。セダンの700シリーズがベースになっているモデルだ

ベルトーネ設計のプレステージモデル

1985年、ジュネーブモーターショーでお目見えしたのが、ボルボ780クーペだった。ベースとなっているのは同時期のセダン、700シリーズだった。

姿、カタチは紛れもなくボルボ700シリーズであることを認識させるも、ボディパネルはすべて専用品となっていた。設計、生産を担当したのはイタリアの名門カロッツェリア・ベルトーネだった。

この頃、イタリア企業と自動車メーカーとのコラボレーションが流行っていたのだろうか?ボルボ780クーペ以外では、キャデラックがピニンファリーナと「アランテ」を作っていたし、クライスラーはマセラティと「TC」を作っていた。

今思えば、贅沢な話だ。というのも、いずれもわざわざイタリアまで主要パーツ(車体、エンジン、サスペンションパーツ)を送り、専用ラインで生産というカタチを取っていた。新車時価格は当時のボルボラインナップでは最高峰の780万円に設定されていた。

これは実際にコストがかかっていたことと、クーペモデルのプレステージ性を感じさせるための戦略的値付けでもあったそうだ。

780クーペはスポーティさよりも高級感、快適性などに主眼をおいて開発されたもので、ドアを開けた瞬間に色気が漂っている。

シートの形状がセダンやステーションワゴンモデルとは異なり、流麗な筋肉美をほうふつとさせる。それでいて、ダッシュボードは見慣れたデザインに美しいウッドパネルがふんだんに奢られる、といった具合だった。

あからさまにセクシーさを強調するのではなく、さりげないセクシーさが780クーペの魅力だった。

さりげなくボディパネルは専用品を採用していたことも、高級であることに結びついていたのかもしれない。

さりげなさが当時の高級感だったのだろうか?

ちなみに給油口オープナーがランボルギーニカウンタック、フェラーリ308GT4など、ベルトーネが手がけたスーパーカーと共通なのも、今となっては特筆ポイント。

1990年まで生産されたが、総生産台数はおよそ8500台と少なめ。原稿執筆時点(2018年11月9日)で掲載台数はたったの1台。

ベルトーネ好きなら必見だし、今後はボルボとベルトーネの歴史を語るうえで欠かせない1台として、価値が見いだされるのではないかとすら思う。

ちょっとでも気になった方は、中古車物件をチェックしてみてほしい!

text/古賀貴司(自動車王国)

photo/ボルボ

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