▲「いつかは」とか言っているうちに終わってしまったりするのが人生というもの。であるならば、「買えるうちに、比較的手頃なポルシェを買ってしまう」という選択はどうだろうか?
お若い人にはお若い人なりの都合があるように、筆者(50歳)を含む中高年にも、もちろん中高年なりの様々な都合と事情がある。そして車を選ぶ際にも、当然ながら「中高年特有の事情」はそれなりに考慮されなければならない。
で、その「事情」には様々なものがあるわけだが、とりわけ忘れてはならないのが「中高年はとにかく時間がない」という事実だ。
時間がないといっても、「仕事が忙しい」とかそういった話ではない。人生の、生物としての残り時間がぶっちゃけ少ないということである。
筆者の場合でいえば、本日時点で恥ずかしながら50歳。大病をしなければあと30年ぐらいは生きられそうな気配もあるが、比較的ピンピンと、休日などにちょっとしたスポーツなども楽しめるのは、せいぜいあと20年ぐらいだろう。車の購入や運転についても同様である。
年を取ればどうしたって(一般的には)収入も下がり、運転技能も少々あやしくなってくる。となると、好きな車をある程度自由に買い、ある程度問題なく乗り回せる時間は「あと10年か15年ぐらいしか残ってない」と考えられるのだ。
で、親愛なるご同輩諸兄はよくご存じのとおり、中高年にとっての10年や15年なんていうのはほとんど「あっという間」である。我々はあっという間に、感覚的には秒殺にも近いニュアンスで、好きな車に、好き勝手に乗ることが難しくなるのである。
決して下品にあおりたいわけではないのだが、それゆえ、我々は少々急がねばならないのだ。
N-WGNは見た目よし走ってよしの隙がほとんど見当たらない国民車だった
新型スープラと同じくらいの価格で買える! ヨーロッパの本格スポーツカ...
様々な動力源を選べるニッポンならではのクルマ選び
新型ポルシェ911はワイド&クリーンなボディに。ハイテク装備も気になる
マイチェンロードスターRF試乗 184psへパワーアップしたフィーリングは?
新型A6アバントが登場。アウディにとってセダンよりも重要なモデル
スープラの全体感を編集がチェック。ケイマン、アルピーヌなどライバル...
ポルシェもレクサスもホンダも新型車を発表する英グッドウッドの存在感
東京モーターショー2019は数字上成功だがもっと楽しいお祭りにしてほし...