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なんとなくヤバそうな日はぜひオカルト運転術を思い出し実践してほしい

なんとなくヤバそうな日はぜひオカルト運転術を思い出し実践してほしい

写真:Comstock

プロ野球の試合を見続けて「流れ」の存在を確信するに至る

たまにある「流れが悪い日」というのは、本当にいろいろと悪いことが重なるものだ。

本稿の冒頭で申し上げた「やたら赤信号に引っかかり、後ろのDQNから罵声を浴び、高速道路に乗れば事故渋滞と故障車渋滞のダブルパンチでドツボにハマった」みたいな日は、たいていの場合、高速道路から下りたその先の交差点で、一時停止をシカトした中2男子のチャリンコが物陰から飛び出してくる。

運良くそれをかわせたとしても、今度はその次の横丁から配達員の原付バイクが時速60キロで唐突に現れるだろう。そしてかわせずに原付と衝突し、人生が詰むのだ。そういうものなのだ。

今「そういうものなのだ」と断言したが、筆者も以前はこういったオカルト的事象には否定的だった。

だが、たとえ科学的には検証不可能でも、世の中にはとにかく「流れ」という摩訶不思議なものが確実に存在しているということを、東京ヤクルトスワローズというプロ野球チームが教えてくれたのだ。

5年ほど前から愛好するようになったスワローズの試合をCS放送で観ていると、解説者が毎試合のように言う。「ここはスワローズに流れが来てますねぇ。この流れを切っちゃいけませんよぉ」と。

5年前は「ふざけるな!」と思った。流れなどという非科学的なモノが、あたかも実在しているかのようなふざけた言説を公共の電波で流してはいけないと感じたのだ。だが現実は、プロ野球のリアルな現場に長年身を置いた解説者氏の言う通りだった。

解説者いわくの「流れ」が来ているタイミングで、その流れにうまく乗ると(つまりミスを犯さなかったり、追加的な攻撃を成功させたりすると)、戦力外通告寸前の選手がなぜか逆転ホームランを打った。二軍と一軍を行ったり来たりしている微妙な選手も、なぜか打った。そして9割方のファンがあきらめていた「0対10」の試合が、最終的には「11対10」で終わったりした。

逆もまた然りだ。「うーん、どうにも流れが悪いですねぇ…」と解説者に言われるようなモメンタムのなかでは、普段は打ちまくっている年俸3億円レベルの強打者も、9割以上の確率でショボい凡打に終わった。で、ついでにケガをしたりもした。

その正体が何であるのかはまったくわからない。だが5年間飽くことなくスワローズの試合を観続けた結果、筆者は「流れ」の存在を確信するに至った。なんだかよくわからないが、とにかく「それ」はそこに在るのだ。

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