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意外に深いベビーカーの世界。クルマ好きパパはハマりそう

意外に深いベビーカーの世界。クルマ好きパパはハマりそう

写真はイタリア製のpeg-perego (ペグ・ペレーゴ) ベビーカー si (シー) アーバンデニム(5万円、税別)

クルマ好きのパパは一緒にベビーカーを楽しもう

私は「便利そうだし、これ一台で十分では?」と思ったが、友人いわく、どうしても気になる点があったのだという。それは、走行性能。たとえば、横断歩道を渡るときに段差や点字ブロックなどに引っかかり、ベビーカーがガタガタと揺れて、赤ちゃんが起きてしまうこともある。スーパーで買い物カゴを持ってベビーカーを片手で動かさなければいけないときには、上手く操作できなくて困ったそうだ。

そんな悩みを解決してくれたのがイタリア製のベビーカー。本体が重く、日本製ほど便利な機能はついていないが、車体が安定しているうえに小回りが利くので、どこでもスムーズに動かせて片手操作もラクラク。そして乗り心地がいいからか赤ちゃんもよく眠るのだという。デザインやカラーリングもおしゃれ。まさにイタリア車! クルマでの移動よりも自分の足でよく歩く彼女は、子どもが大きくなったこともあって、日本製のベビーカーは人に譲り、イタリア製のベビーカー1台に絞ったという。

ここで重要なのは「どちらが優れているか」ではなく、クルマ(ベビーカー)の良し悪しは、女性も男性も関係なく感じられるものなのではないかということ。私の友人は実に分かりやすく丁寧にふたつのベビーカーについて話してくれた。まるで、クルマ好きの男性が自分の愛車を語るように。もしクルマ好きなパパがいて、欲しいクルマがあるのだとしたら、まずはベビーカーをママと一緒に悩んであげるのもいいかもしれない。お互いに「どうせ分からない」と思っていたことがひとつでも解決すれば、家族にとってハッピーな結末をむかえられるような気がするのだ。

(ジャーナリストコラム 文:伊藤 梓)
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伊藤 梓(いとう あずさ):ライター
クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーという異業種から自動車雑誌の編集者へと転身。2018年からクルマの魅力をより広く伝えるために独立。自動車関連のライターのほか、イラストレーターとしても活動している。

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