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コラム 2018.9.27 レポート:大田中 秀一 / 写真:大田中 秀一

日産の世界戦略SUVテラは久々ヒットしそうだがブランディングに難あり?

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日産の世界戦略SUVテラは久々ヒットしそうだがブランディングに難あり?
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2018年8月開催のガイキンド・インドネシア・インターナショナル・オートショー(GIIAS)でのテラ

日産にとって久しぶりに売れそうな「テラ」に注目

インドネシアをはじめとするアジアでのダットサンブランドの凋落はコラムに書いた通り。今回は日産ブランドのお話です。

実は日産車は売れるモデルがまったくなく、インドネシアの世間からは忘れられた存在。どのくらい売れていないか? 2017年のインドネシアの自動車販売は108万台あったのですが、日産車は1万4000台、廉価ブランドのダットサンが1万台ちょっとと、2ブランド合わせて2.3%と、やる気が感じられない状態です。あまりにも売れるクルマがないので、売れに売れている「三菱 エクスパンダー」のOEMを狙っているという噂まで出るありさま。

そんな日産からようやく、これは売れるかもしれない! と思わせるクルマがデビューしました。アジアをはじめ世界中で発売されることになる「テラ(Terra)」というSUVです。ガイキンド・インドネシア・インターナショナル・オートショー(GIIAS)の日産ブースで一般来場者を観察しても、久しぶりにいろいろと見たくなる日産車だと思われているような印象を受けました。

価格帯も、人気SUVの「ミツビシ パジェロ スポーツ」「トヨタ フォーチュナー」とほぼ近いのでいい勝負をしそうです。ちなみに価格は、2.5L FR MTの4億6000万ルピア (約350万円)から2.5L 4WD ATの6億7000万ルピア(約500万円)まで。売れ筋は恐らく2.5L FF ATの5億2000万ルピア(約400万円)でしょう。弱点は販売店が少ないのと、リセールバリューが未知数なこと。クルマもバイクも耐久消費財ではなく、資産として考えるインドネシアでは、リセールバリューの高さと即時換金性がまだまだ重視されているからです。

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