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コラム 2018.8.31

絶滅危惧車のZ3クーペ! 見た目は“ピエロの靴”でも走ってみれば“スポーツシューズ”だった

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絶滅危惧車のZ3クーペ!  見た目は“ピエロの靴”でも走ってみれば“スポーツシューズ”だった
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▲オープンモデルのZ3が登場した翌年に日本導入となったZ3クーペ

あまり目立つことのなかった“ボンドカー”

BMWにおける2シーター・スポーツカーが「Z」シリーズで、Z3は第2世代で1996年からオープンモデルとして登場した。ちなみにエクステリアデザインを担当したのは、永島譲二氏という日本人だった。

映画「007シリーズ」の中では主人公ジェームズ・ボンドが乗る“ボンドカー”として、発売前にスクリーンデビューを飾ったことを記憶している。ただ、ボンドカーとしては特段、目立った活躍ではなかった。

プラットフォームは同時期の3シリーズ(E36型)がベースで、リア・サスペンションはその先代モデル(E30型)と同設計のセミトレーリングアームを採用している。

Z3はそもそもオープンモデルとしてデビューしたのだが、1997年のフランクフルトモーターショーにてコンセプトモデルとして公開された。Z3クーペの日本デビューはその翌年で、2.8Lエンジンを搭載してお目見えした。

また、同時期のM3(E36型)と同じ3.2L直列6気筒エンジンを積んだ「Mロードスター」、「Mクーペ」も追加された。希少価値という観点でいえば、このMモデルの方が格上かもしれないが、中古車相場は高め安定している。

Z3クーペのデザインについては賛否両論あった。Z3が生産されたアメリカでは、“ピエロの靴”や“パンの配送車”などと呼ばれ、本国ドイツでも“スニーカー”なんて揶揄された。

ただ、そのユニークなハッチバックスタイルは、“シューティングブレーク”好きには大ウケ。別に機能性うんぬんではなく、そのコンパクトかつユニークなスタイルで差別化を図りやすかった、とも解釈できよう。

ちなみにリアをハッチバック形状としたことで、リアのボディ剛性はベース車両であるオープンモデルに比べて2.7倍高まったという。Z3のデザインを受け継ぎながら、ガッチリしたボディでスポーティな走りを楽しみたい層には好評でもあった。

Z3はやがてZ4へとフルモデルチェンジし、初代は2003年、2代目は2009年に登場した。しかし、2代目にはクーペモデルは存在していなかった。

つまりは、手間ひまかけて開発・生産しても、コスト回収が厳しいか、さほど企業体として得られる利益が少なかったのだろう。そういう意味では、Z3クーペはMエンジンを搭載しておらずとも、いずれ価値が見いだされそうな気がする。

100万円弱で狙えるものも存在しているので、少しでも気になった方は物件をチェックしてみてほしい。もう流通台数は片手で数えられるほどだ。

text/古賀貴司(自動車王国)

photo/BMW

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