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コラム 2018.8.9

絶滅危惧車のCR-Xデルソルは、ホンダからの「新しいスポーツカー」の提案だった!

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絶滅危惧車のCR-Xデルソルは、ホンダからの「新しいスポーツカー」の提案だった!
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▲1992年3月に登場した3代目CR-Xは「デルソル」というサブネームが与えられ、2人乗りのオープンカーへと変化を遂げた

太陽の下で爽快な走りを楽しむ車

代々、CR-Xはスポーティな2+2シーターのコンパクトハッチバックとして誕生した。

ところが、1992年にデビューした3代目CR-Xは「デルソル」というサブネームを与えられ、それまでのCR-Xとはうってかわって4人乗りから2人乗りとなり「トランストップ」と呼ばれるタルガトップを持つセミオープンモデルとなった。

デルソル(delSol)とは、スペイン語で「太陽の」という意味で、明るい太陽の下で爽快な走りを楽しむとの願いを込めて命名したという。

トランストップは、ボタン操作ひとつでトランクルームの専用ホルダーに格納できる電動オープンルーフだ。(他に手動式タイプも設定)

当時は高級車以外での電動格納式は珍しく、そのユニークな動きにも注目が集まった。

デビュー当初は、1.5L(のちに廃止され1.6Lへ)と当時のシビックシリーズに搭載されていた1.6L「B16A」型エンジンをラインナップしていた。

CR-Xデルソルの車重は装備内容によって1030~1200kgしかなかったゆえに、決して遅いわけではなかった。

しかし、やみくもにスペックや速さを追い求めたのではなく、当時のホンダいわく「新しいスポーツカー」の提案だったという。

それがメタルトップで味わえる静粛性と快適性を味わえるクーペスタイルと、爽快感を味わえるオープンエアという一見、相反しそうな要素を両立させたスポーティ2シーターだった。

ゴーグルをイメージしたメーターパネル、バケットシートをほうふつとさせるデザインのシート、それでいてゴルフのハーフバッグは2個積める、というのがウリだった。

しつこいようだが高額なスポーツカーではなく、高級車でもなく、電動格納式メタルトップを備えてきたのは衝撃的だった。振り返ってみれば、開発時期はバブル景気であっただろうし、ゆとりやこだわりを感じさせる1台と言っていいだろう。

そんなCR-Xデルソルだが生産が終了してから20年が経過し、もはや残存台数も少なくなりつつある。少しでも興味を持たれたなら、カーセンサーで物件をチェックしていただきたい。

text/古賀貴司(自動車王国)

photo/ホンダ、カーセンサー

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