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コラム 2018.6.1

絶滅危惧車のユーノスコスモは、クーペの頂点を目指して作られた車だった

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絶滅危惧車のユーノスコスモは、クーペの頂点を目指して作られた車だった
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▲1990年に登場したユーノスコスモ。バブル真っ只中だったため、コストを度外視したかのような超豪華仕様が特徴だ

バブルが生んだ超豪華&ハイパワークーペ

“最上の「私」であるために、クーペの頂点を極めたい”という恥ずかしいほどキザなキャッチフレーズがカタログに書かれていた、ユーノスコスモ。

デビューしたのは、1990年で未曽有のバブル景気真っ只中のことだった。

「バブル」という単語は“浮かれた”社会を想像しがちだが、必ずしも悪いことばかりではなかった。その典型例が、コスモと言えるだろう。

いわゆるイケイケの時代ゆえに、利益優先ではなくブランディングのためにお金をかけることへ大らかだった。

マツダはそれまでのネームバリューの低さから脱却すべく、トヨタのレクサス、日産のインフィニティに続き、高級ブランド「ユーノス」を展開。

ユーノスロードスター(現マツダロードスター)で大注目を集め、続いて投入されたのがコスモだった。

コスモの何がすごかったって、世界で唯一3ローター・ロータリーエンジンを搭載し、世界で初めてGPSナビゲーションを搭載した市販車であったのだ。

ハッキリ言って、「コストを回収できる」とはマツダ側も思っていなかったのではないだろうか……。

20Bエンジンと呼ばれる3ローター・ロータリーエンジンはシーケンシャル・ツインターボを装備し、自主規制により最高出力は280psに抑えられていた。

マツダのエンジニアの設計どおりであれば、最高出力は333psであったという。

本革シートは、オーストリア・シュミットフェルトバッハ製で仔牛10数頭分が奢られ、インパネに配されたウッドパネルはイタリア・シンプレス工房製だった。実にバブリーだ!

なお、スポーティモデルであるにも関わらず、トランスミッションはATしかラインナップされなかった。

なんでも20Bエンジンの大出力に耐えられる乗用車向けのMT用クラッチが、当時は開発されていなかったのだという。

マツダRX-7にも搭載された、2ローター・ロータリーエンジンもラインナップされたが、やはりATのみだった。

ガシガシMTを操作して走る、というよりもGTカーとして優雅に、速く、快適に走ることが想定されたのであろう。

個人的には今後、「あの日産スカイラインGT-Rのように価値が上がるのではないか」とさえ思っている車である。

こんなに開発コストがかけられ、イケイケな時代背景を感じさせる車はそうそうない。そして、20Bエンジンを搭載したモデルはもうごくわずかしか流通していない。

少しでも興味を持たれた方は、中古車物件をチェックしてみてほしい。

text/古賀貴司(自動車王国)

photo/マツダ

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みんなのコメント

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  • tkg*****|2018/06/01 15:58

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    ユーノスコスモ、乗ってました。
    とても優雅な高揚感を抱かせる車でした。
    燃費は良くなかったのですが、これに乗るだけで
    わくわくしたものでした。
    今の車はなんか、市場の目ばかり気にしすぎて
    すごい!っていう車がなく面白くないのが現状です。
    この車と付き合った7年は最高に充実していました。
    平凡な車に乗ると、平凡な男になりますよ。
    もう、こんな車は出ないと思いますが、
    カッコイイ男、女性のためにもさらにいいデザインの車を
    期待しています。マツダさん!
  • fhp*****|2018/06/01 11:13

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    これはホントにカッコ良かった。
    デザインだけで見れば稀にみる傑作と思う。
    燃費極悪が受忍限度外だったので買うのは諦めた。
  • tra*****|2018/06/01 11:17

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    内外装は今見てもエレガントの一言だけど、当時から燃費の極悪さでは有名だった。

    あとは、クーペの頂点とか、世界初のナンタラとか、コストが回収出来ないとか言う割には日本でしか販売しなかった国内専用モデルだったわけで、商品企画やマーケティングとしては元々迷走していたのでは、、、

    それにしても、ユーノス系とかアンフィニ系とか、バブル中期以降のマツダデザインは良かったね。
    その後はザ・失われた20年を経て、やっと近年復活ぎみ?

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