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コラム 2018.5.21

他人とカブらない希少絶版クーペが総額200万円以下で狙える

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▲写真は、1999年のジュネーブショーにルノーが「21世紀のスペシャリティカー」としてお披露目したコンセプトカー。そのままアヴァンタイムとして、2001年(日本では2002年)に販売されたが2003年に生産終了。全生産台数は8545台、うち日本に正規輸入されたのは206台という希少車に

オシャレさんにすら見える!? しかもお手頃価格!

ボクはボーダー柄のTシャツを着ると、かなりの確率で周囲の人とカブる。その場で脱いでしまいたくなるほど気恥ずかしくなるのだが、愛車がカブるのって、オーナーはどう思うのだろう?

もちろんファッションも車も、気にしなければいいだけの話だけれど、個人的にはショッピングセンターやサービスエリアの駐車場で、同じ車種(しかも同じ色!)を何台も見かけると「自分の車を探すのが大変じゃないかな」と余計な心配をしてしまう。

とはいえ希少ということは販売台数が少ない、つまりあまり売れていないこととほぼイコールだ。そんな車で、かつオシャレさんに見える個性を備えた車なんてあるのか?と思ったが、意外とあった。

いずれも「どうせベースが人気車で売れているから、販売面は気にせず遊んじゃえ!」と開発陣が思ったんじゃないかと思えるような、斬新なデザインだ。

例えばルノーアヴァンタイムは人気のミニバンのエスパスを「高級クーペに変えちゃおう!」と、ドアを2枚にして内外装も別物に仕立ててしまった。

ミニペースマンは、BMWがミニをひと回り大きくし、ミニ史上初の4枚ドアを与え、車高を高めたSUVのミニクロスオーバーがベースだ。それを「クーペにするとカッコよくね!」と先述の努力を無に帰すかのようにドアを2枚はぎ取り、車高を下げた。

アルファブレラは巨匠ジウジアーロが出した、マセラティクーペをベースとしたと思われるコンセプトカーを、アルファロメオが「うちの主力セダンの159を使ってやらない?」と誘って量産化。

もうね、そんな成り立ちからして個性的。トヨタクラウンなんか次が15代目でしょ?「そういう名を受け継ぐってことは大変なんだろうなー」的な肩の力の抜け加減が素敵。だからか、いずれも1代限りの絶版車。もしかしたら作る側は百も承知だったからかもしれないけれど。

しかもうれしいのは、いずれも売れなかったゆえ、あまり知られていないってこと。希少だからって人気が集中することなく、中古車が安いのだ。原稿執筆時点での中古車平均価格は、ルノーアヴァンタイムが115.2万円、ミニペースマンは180.6万円、アルファロメオアルファブレラは148.7万円。

3台とも総額200万円で十分手に入る。他人とカブらない洋服で自分の個性をアピールできたとしたら、とてもオシャレな人だと思う。それは車も同じなんじゃないかな。

text/ぴえいる

photo/ルノー、BMW、アルファロメオ

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