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コラム 2018.5.1

【クルマ小説】僕は新人トップセールス vol.4「天才が買ったタマゴ」

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【クルマ小説】僕は新人トップセールス vol.4「天才が買ったタマゴ」
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彼とはそういう出会いだった

僕は平成12年頃に中古車屋のニイチャンを1年くらいやっていた。お客様の大半は個人事業主や中小企業の経営者である事が多く、いわゆるサラリーマンのお客様は本当に来ない。それは僕が中卒で学がないという点と無関係ではないと思うけれど、だからといって、高学歴のインテリを相手に出来ないわけでもなかった。

宮島くんという横浜国大生も僕のお客様の一人だった。しかも、理工系でゆくゆくは人工知能の開発に携わるのだと言って勉学に励んでいた。ドラマあぶない刑事に犯人役で出演した頃の俳優、水谷あつし似の色白でひょろっと背の高い好青年である。

宮島くんは自転車で来店した。カッコいいロードタイプとかMTBとかでなく、石川県野々市町の実家から持ってきたという四角い前照灯がついたボロいママチャリで、キュッコキュッコ言わせながらやってきた。しかも、うちの店の手前のカーブでコケたらしく、膝丈のズボンだった為に足は擦りむき、タイヤはパンクしていた。店には薬箱や何故か自転車の修理キットもあって、彼の足廻りの手当と自転車のパンクを修理してあげた。

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