ドイツのディーゼル規制のニュースから日本は何を読み取るべきか?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
フォルクスワーゲン グループ ジャパンが待望のディーゼル車(パサート)を日本で発売したばかりなのに、ドイツはますますディーゼル車への風当たりが厳しくなってきた、というニュースが話題だ。早とちりな日本の一部メディアは、ディーゼル車すべてが規制されるように報道しているが、実際は古いディーゼル車が対象で、ディーゼル車がすべて規制されるわけではない。逆に、古いガソリン車も規制の対象になっている(バーデン=ヴュルテンベルク州)。
ドイツでは2015年に発覚したディーゼル不正によってパンドラの箱が開き、都市部の大気汚染が年々悪化していることが明らかになった。こうした状況への対処として、古いディーゼル車やガソリン車の使用を禁止する動きが一部の州で出ている。今回の報道は、それらの州による禁止措置が、ドイツの最高裁判所に相当するドイツ連邦行政裁判所によって合法だと認められた、ということだ。
問題の本質は“内燃エンジンから排出される有害物質で汚染された大気をいかにクリーンにするか”という環境保全にある。有害物質はディーゼルエンジン、ガソリンエンジンのどちらからも排出される。早い話が古いエンジンを禁止し、クリーンなエンジンにシフトしようというのが狙いのはずなのだが、どうもドイツではVWのディーゼル不正以降、ニュースの報じられ方にしても、ディーゼルを悪者にする傾向が強い。ドイツ(欧州)のディーゼルは今後どうなるのだろうか。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
2月の新車販売ランキングで軽はN-BOXだが登録車はカローラシリーズが1位! まだまだ「潜在顧客」の多いカローラが2024年は勢いを増す予感
トヨタ新型「ランクル“ミニ”」はどんなモデルに!? コンパクト×カクカクの「本格SUV」登場へ! 待望の「新ランクルシリーズ」とは
ヤマハ「NIKEN GT」 2024年4月21日をもって受注を終了
ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
アウディ A4/A4アバント/A4 オールロードクワトロ【1分で読める輸入車解説/2024年現行モデル】
SHOEI「グラムスター アバイディング」登場! 普遍のアメリカンスポーツをイメージしたグラフィックモデル
全米最大の自動車取り扱いボルティモア港で貨物船が橋脚に衝突!! 前代未聞「橋の崩落事故」で日本の自動車メーカーへの影響は!?
大波乱の軽乗用車市場、3カ月連続の前年割れ!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年2月)
日産が新型「小さな高級車」世界初公開! 全長4.3m級で「クラス超え上質内装」採用! “高級スニーカー”な「新型キックス」 特徴は?
ポルシェ新型「パナメーラターボEハイブリッド」受注開始 最高時速315km 680馬力のスーパーセダン 気になる価格とは
トヨタ新型「“3列”SUV」発表! 全長4.7mボディ×ディーゼル×ラダーフレーム採用! ちょっとエコな「フォーチュナー“48V”」南アで670万円から
アウディのコンパクトモデル「A3」が大幅アップデート、デザインやインテリア、デジタル機能を刷新
【EV補助金に激震!】BYDやヒョンデは大幅不利に。国産は姉妹モデルで大差が付くケースも
元祖高級ミニバン日産エルグランドが一部改良! アラウンドビューモニターなど標準装備に
ついに終了が正式予告された現行「GT-R」。次期型の運命は4つのパターンが考えられる!
ソフトトップから春の“そよ風”を フィアット 500Xに150台限定車
スバル ソルテラで550km長距離ドライブ 走りや充電…使って感じたあれやこれ
新型「キックス」に続き「ジューク」の日本導入に期待! 3年以内に電動モデルとして復活も!?
「ヴェゼル」がオフ顔の新グレード追加で「クロストレック」や「WR-V」の競合車になる!
次期「ハイエース」はこれでいいじゃん! 欧州トヨタの「プロエース」シリーズが色々イケてる
超高級ミニバン「レクサス LM」に待望の6人乗り! GW明け発売で予想価格は約1400万円