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コラム 2018.2.6 レポート:岡崎 五朗

アルファードの押し出し顔で考える、迫力と下品の分かれ目とは?

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アルファードの押し出し顔で考える、迫力と下品の分かれ目とは?
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トヨタ アルファード(写真:トヨタ自動車)

トヨタのデザイナーも物議を醸すのは重々承知だ

マイナーチェンジした「アルファード」の「顔」がすごい。マイナーチェンジ前よりさらに押し出し感が強くなり、ラジエターグリルの面積は世界最大級になった。もちろんネガな意見も出ている。そのなかで多いのは「ミニバン=実用車にあの顔は似合わない」とか「下品」といったもの。たしかにその眼力ならぬ“顔力”は凄まじい。ルームミラーに迫ってきたら思わず身体に力が入ってしまいそうな迫力だ。

迫力。クルマの魅力を表現するのによく使われる言葉だが、行き過ぎると往々にして下品と見なされる。迫力と下品の境界線は人それぞれ異なるだけに、アルファードの顔を下品と感じる人がいるのは自然なことだろう。トヨタの担当デザイナーとしても物議を醸すのは重々承知の上だったに違いない。それ以前の問題として、そもそも上品なクルマをつくろうなんて思っていなかったのではないか。いわば確信犯である。

いまの時代、クルマに個人のデザイナーの趣味や嗜好が製品に反映される度合いは少ない。それよりも、なぜ売れているのか、売れていないかを調査、分析し、それをもとにデザインを進めていくのが一般的な流れだ。で、アルファードはかなりの高価格モデルであるにもかかわらずよく売れている。昨年は、兄弟車の「ヴェルファイア」とあわせて9万台近くが売れた。この流れをモデル末期まで維持し、あわよくばもっと売りたい。そのための方策が、迫力を増した新しい顔ということだ。ボディの強烈なボリューム感、高い視線、広い室内、豪華な内装、迫力満点の顔。信号待ちで1000万円級のプレミアムセダンと並んだとしても、オーナーは下界を這うセダンを見下ろしつつ、心の中で「勝ったな」と思える。こんなふうに感じられるクルマなど他にはなかなかない。

だから、僕にはアルファードを買う人の気持ちがわかる。正確に言うなら、自分では買わないけれど、十分に理解できる。オーナーにしてみても、下品だとこき下ろす人には「嫌なら買わなきゃいいだけだろ」と言ってやりたいのではないか。ましてや、あんな下品なクルマをつくりやがってとトヨタを責めるのもお門違いだと思う。だいいち、アルファードの顔に不快感を示す人の多くは、たとえ顔が上品になってもアルファードは買わないだろう。

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