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日本の自動車産業は世界に遅れをとってはいない、その強力な実例とは?

世界を揺るがしたディーゼル事件を暴いたHORIBAの測定器

昨年末、滋賀県大津市にて2015年より稼働を開始した堀場製作所のフラッグシップ工場“HORIBA BIWAKO E-HARBOR”を見学し、トップに話を聞くという貴重な機会を得ることができた。今回はその話を…と考えていたのだが、その前にまず、皆さんは、堀場製作所という会社をご存知だろうか?

コンシューマー向けの商品があるわけではないので、一般ユーザーにとっては馴染み深い社名ではないかもしれない。しかし実は堀場製作所=“HORIBA”と言えば、世界シェア80%を占めるエンジン排ガス測定装置を筆頭とする、自動車開発用の計測システムや車両開発エンジニアリングなどの分野で、世界の自動車産業にとって無くてはならない存在と言っていいほどの会社なのだ。

あるいは最近、その名を耳にしたことがあるとしたら…例のディーゼルゲートの時だろう。実はアメリカで当時のVW車の排ガス不正が暴き出されたのは、ウェストバージニア大学の研究者たちが、HORIBAの車載型排ガス測定器を車両に載せて、台上ではなく実際の走行状態での排ガス測定を行なったことがきっかけだったのである。

他にも環境計測用、医療用、半導体システム用などの計測機器を扱っているHORIBAだが、売り上げの4割近くを占めるのはやはり自動車関連事業だ。とは言え、時代は変化している。たとえば、主力の排ガス計測機器は、電動化時代には不要となっていくものかもしれない…と考えれば、当然新しい事業展開が求められる。

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