電気かエンジンかという二元論に惑わされず、自動車の未来を語れ
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
2013年から参加している内閣府の自動運転のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)構成員として、自動運転の社会受容性の醸成を目的とした市民ダイアログ(市民との対話型イベント)を行っている。実際は内閣府が主宰する事業であり、国民の貴重な税金を使うので、その成果を出さないといけない。プレッシャーがあるはずなのに、2050年というかなり先の未来を見据えた“都市デザイン”をテーマに掲げてしまった。ちょっと壮大すぎるかもしれないが、AIや自動運転が本格普及する未来は、モビリティと都市をセットで考えることが必要になるだろう。
30年以上も先の未来をどう語るのか? コンピューターが実用化する遥か以前、1939年のニューヨーク万博に自動車メーカーのGMが出展した壮大な未来都市のジオラマ(フューチュラマ:Futurama)に、まず私たちはヒントを見出した。馬車の時代が終わり、本格的な自動車の時代の入り口に立っていたGMは、自動車が交通インフラの中心となる、20年後の未来都市を夢見たのだ。しかしこの直後に、世界は第二次世界大戦に巻き込まれてしまう。
第二次世界終わると、再び未来を夢見ることができるようになり、1950年代にGMはフリーウェイに磁石を埋め込み、電磁誘導で走る自動運転のコンセプトカーを発表した。実際にテストも行われていたそうだが、家族4人が向き合い、トランプしたり、お弁当を食べながら一家団欒の時間を楽しむことができるというものだった。
SIPの市民ダイアログでは、GMの自由な提案を見習うように、自動運転によって21世紀の都市デザインがどうイノベーションするのかを考えてみたのだ。若い世代ほど興味を持っている。その結果は内閣府のSIP-adus Workshop 2017のウェブサイトで近いうちに公開されるので、チェックしてみてほしい。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
遂に試乗!原点回帰のランクル新型「250」。シリーズ「300」、「70(ナナマル)」、先代もイッキ乗り!!
フェラーリが大型スポンサー契約締結! 米テクノロジー大手とのタッグでチーム名も『スクーデリア・フェラーリ HP』に
渋滞40kmも!? 関越道「イライラGW渋滞」今年はいつが酷いのか 「穴場の時間帯」知ればストレス全然違う!? 鬼門の「高坂SA」の状況は
あの「ハチハチ」を再現!! ホンダ「NSR250R」が1/12スケール完成品モデルで新登場
アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
スバル、レガシィセダンの生産を2025年春に終了 セダンはWRXのみのラインアップへ
三菱ふそう、キャリアカー仕様のeキャンター新型など展示予定…ジャパントラックショー2024
フェイスリフトされた新型「アウディ A3」をテスト&徹底チェック!第4世代A3の性能と評価は?
いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
新型ヴェゼルがビッグマイナー! 新グレードも!
やっぱりダイハツ不正の影響は大きい! 2023年度の新車販売台数ランキング「盤石のクルマ」と「急落したクルマ」
レッドブルF1、注目集まる2025年ドライバーラインアップ決定は”シーズン終盤”に「我々は今のペアで満足」
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い