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自動運転で事故が起きたら誰が責任を負うのか考えてみる

自動運転で事故が起きたら誰が責任を負うのか考えてみる

人工知能(AI)を搭載した「Q7ディープラーニングコンセプト」(写真:アウディAG )

レベル3は法的責任の行き来がややこしい!

現在市販されているクルマは自動運転の定義では「レベル2」で、「レベル3」を実現しているものはない。たとえテスラがハンドル手放しで数百km走れたとしても、ドライバーは安全のため前方を常に監視する義務があり、事故の責任は100%ドライバー側にある。だが、もし部分的でもドライバーが他の作業(サブタスク=例えばスマホを操作するなど)が認められると、その状況は一時的でも自動運転となる。

しかし、「レベル3」ではまだシステムが完璧ではないので、システムが対応できない状況ではドライバーに運転を戻すことになる。すると何秒前に戻すべきか? という難しい難問にぶち当たる。ピンポン玉のように責任がシステムとドライバーとの間を行き来する「レベル3」の法的な責任を整理しておかないと「レベル3」以上の世界は実用化できないだろう。

ある学生はこう述べていた。「もし、メーカー責任になったとき、自分に不利益な発言はしなくてもよい(黙秘権が保証されている)刑事罰では事故原因の追及が難しい。ゆえに過失責任は問わないで民事で解決すべきでは」。鋭い発言だ。保険会社もこの問題に積極的に取り組む構えだ。

自動運転レベルの定義案の編集部による要約はこちら

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