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コラム 2016.6.20 レポート:伊達軍曹 / 写真:フィアット・クライスラー・オートモービルズ

おトクで甘美な真空地帯、アルファロメオ ミトを見逃すな!

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▲大人気のアルファロメオ ジュリエッタとフィアット 500に挟まれて、ある意味「真空地帯」になってしまっているアルファロメオ ミトですが、ちょっと見方を変えればかなり魅力的な選択肢かと!

視覚や手触りの面でも楽しめる車に乗りたい。人間だもの

輸入中古車評論家を自称するわたしだが、自慢じゃないがカネはない。いや日々の食事に困窮するほど貧乏しているわけではないが、「車を買うなら予算はおおむね100万円台半ばまで!」と固く心に決めながら、ニッポンの中流ド真ん中を生きている。

だがそんなわたしであっても、モノを買う際は予算や機能だけでなく「洒脱」や「伊達」といった観点にもそれなりにこだわりたいとは思っている。例えばプラスチックの茶碗でもメシは食えるし、「落としても割れないから意外と便利!」という見方すらできるわけだが、やはり人間たるものちゃんとした陶器の、しかも比較的ステキなデザインの茶碗でメシを食いたいのである。

それと同様に車も、ただ走るだけなら最近の車はどれを選んでもそれなり以上によく走るが、やはり「プラスチック茶碗みたいな車」は避けたいところだ。つまり機能だけでなく視覚や手触りの面でも楽しめる車に、人は乗るべきなのではないかと考えているのだ。

「視覚や手触りの面でも楽しめる車」というのは世の中に様々あるが、その筆頭格の一つがイタリアのアルファロメオであることに異論は少ないだろう。で、数あるアルファロメオ車の中で今、ある種異様なまでの高コスパを発揮しているのが、3ドアFFハッチバックのMiTo(ミト)である。

新世代のベイビーアルファとして09年5月に登場したミトは、基本となるエンジンに1.4Lの直4ターボを採用。当初は最高出力155psの「1.4ターボスポーツ」のみというラインナップだったが、後に170ps+6MTの「クワドリフォリオヴェルデ」を追加。そして10年10月からは吸気バルブの開閉タイミングなどを高度に制御する「マルチエアエンジン」に変更し同時にトランスミッションもDCTタイプの「AlfaTCT」を採用した。

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