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「女子力」が売れるクルマを作るのか!?

「女子力」が売れるクルマを作るのか!?

N-WGN・マカロンカラーコレクションの「ミント」。

「かわいい」という価値観とクオリティは両立できるのか

女性を意識したマーケティングが行われ、消費行動の分析が進む中、ではこの女子力を活かしたクルマ作りにはどんな可能性があるのだろうか。近年、女性開発チームや女性の主査が次々に登場しているが、たとえば、ホンダ車の純正部品を手がけるホンダ・アクセスは、女性チームによる「マカロンカラーコレクション」を展開している。

「クルマのユーザーは半数が女性ですが、従来はその女性に向けた適切な情報発信ができていなかったという調査結果があります。であれば、よりターゲットを明確にする必要があると考えたのが出発点です。実は以前から女性開発者が必要じゃないかという声が社内にあり、いい意味でのプレッシャーを受けての立ち上げになりました」(株式会社ホンダ・アクセス 広報販促ブロック・石川伸子氏)

この「マカロンカラーコレクション」はN-ONEとN-WGNに設定、アプリコットとミントの2色を効果的に展開している。今年の東京オートサロンでも思い切り着飾ったN-WGNが展示され、注目を集めていた。では、この女性視点によるパーツ設定の独自性はどこにあるのか。

「男性がひとつひとつの機能を重視するのに対し、女性はより全体を見て感じる傾向があります。クルマというよりは自分のための居心地のいい空間という認識で、そこをトータルにコーディネイトしたいと。コンセプトは『My Room』とそのものズバリです。チームは比較的若い年齢層ですが、同世代のユーザーからの反応は狙い通りいただいています。今後はより広い層のリクエストにどう応えるかですね」(石川氏)

居心地のいい空間というのはマーケティングと同様の考え方だが、そこには当然先の「かわいい」も採り入れられているはずだろう。ただ、ここで筆者が懸念するのはクオリティとの両立だ。たとえば、近年日本の伝統工芸が新しいデザインを採り入れて海外で一定の成功を収めているが、その理由にはたしかな技術による品質の高さにある。仮に「心地のいい空間」や「かわいい」が安易な雑貨的発想であれば、本物のクルマ作りからは離れてしまうのではないか。ここで再びデルフィスの高橋氏に聞く。

「たしかに『かわいい』というステージで質が横並びになっているとは言えます。つまり、ファストファッションが支持された時点で“質”の意味合いが一端壊れたんじゃないかと。使いやすさ優先の軽自動車が台頭し、いいモノを長くという感覚が希薄な中で、質とは一体何なのか? 私たちは生活者視点を見ているわけですが、もしかしたらその点は教育から変化が必要なのかもしれませんね」

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