2017年のニューヨークオートショーで発表されたダッジ・チャレンジャーSRTデーモン、「史上最強・最速の市販車」、「量産V8エンジンとして歴代最高馬力」といった刺激的なキャッチコピーでマッスルカーファンだけでなく、多くのクルマ好きに強烈な印象を残した。
その加速性能は凄まじく、ゼロ発進ではフロントタイヤが浮き上がってしまうほどで、ギネスレコードとなったことがニューヨークオートショーで話題となった。認定された1/4マイルの加速タイムは9.65秒、ゴール地点での終速は140mph(約224km/h)に達するほど。これが市販車として販売されるのだから、北米で今年の大注目の1台となるのも納得だ。
そのチャレンジャーSRTデーモンの販売価格は…8万4995ドル(約945万円)。この価格にはガスガズラー税(燃費の悪いクルマに課せられる税)も含まれていると明言してしまうのも、デーモンたる所以かもしれない。
興味深いのは、発売前からプレミア価格が付くことが予想されているため、ディーラーが値段を釣り上げて販売するのを防ぐために、メーカーが販売プロセスにまで介入するという異例の措置をとっていること。過去の限定車で実際にそのような事例があったようだ。
具体的にはデーモンの販売については、「過去に複数台のSRTヘルキャットの販売実績がある」ディーラーだけが売ることができ、さらに「SRTヘルキャットおよびチャージャー、チャレンジャーの販売実績」によって割り当て台数が決まるというルールを定めている。またディーラーはメーカーに対して顧客から受けたオーダー以上の発注はできず、メーカー希望小売価格と同等もしくは安く販売したほうが優先して割り当てられるという決まりも設けられた。本当に欲しいユーザーにしっかりと届けたいというメーカーの意思が感じられる措置だ。
ちなみに、生産予定台数はアメリカ向けに3000台、カナダ向けに300台のみと発表されている。
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