2017年3月1日、ランドローバーはレンジローバー・ファミリーに新たに追加する新型「RANGE ROVER VELAR(レンジローバー・ヴェラール)」をロンドンにあるデザインミュージアムで初披露した。
このヴェラールはレンジローバー・イヴォークとレンジローバー・スポーツの中間に位置する新型車で、デジタル執事と位置づけられた革新的なテクノロジーを搭載することでオーナーの人生やライフスタイルの向上をサポートしている。
その中核となるのが最新のインフォテインメントシステムの「Touch Pro Duo」で、これについて
ーーコネクテッドカー&フューチャー・テクノロジー担当のヒーター・ヴァーク氏「『RANGE ROVER VELAR』に搭載されている2つの高解像度な10インチのタッチスクリーンは、世界へと通じる窓となるでしょう。コネクテッドなインフォテインメント・システム『Touch Pro Duo』が、お客様のニーズを予測し、望むものを適切なタイミングで提供します。しかも、ドライビングの楽しさを損なうことなく、まるで有能な執事やデジタル・パーソナル・アシスタントのように、日常生活からストレスを取り除いてくれます」とコメントしている。
さらにデザイン面ではフルマトリクス・レーザーLEDヘッドライトの採用や、ランドローバー史上最もスレンダーなシルエット、デプロイアブル・ドアハンドル、パーニッシュトコッパー色の塗装を施したフロントバンパーブレードやフェンダーベントなどが特徴。インテリアにはKvadora社と共同開発したスエードクロス・インサートをあしらったダップルグレーの最先端素材を採用している。
メカニズム面では、180psを発生するインジニウム・ディーゼルエンジンから、380psの3.0L V6スーパーチャージドガソリンエンジンまで、5種類のエンジンをラインアップ。さらに2017年後半には300psのインジニウム・ガソリンエンジンも追加する予定があるとのことだ。
ちなみに今回ジャガー・ランドローバーは、ロンドンのデザイン・ミュージアムとのパートナーシップを締結し、今後3年間にわたって、様々なコラボレーション、展示会、イベントを実施していくことを発表した。
ーーランドローバー・チーフ・デザイン・オフィサー、ジェリー・マクガバン氏「当社にとって重要な新型モデルを機に、デザイン・ミュージアムとパートナーシップを組めることができ、大変喜ばしく思います。『RANGE ROVER VELAR』は、より優れたデザインとエンジニアリングを追求していくという当社全体の取り組みを強化するだけでなく、RANGE ROVERブランドにModernity(近代的)という新しい要素をもたらすモデルとなります」
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