トヨタの人気プチバン「ポルテ」「スペイド」が安全装備を強化！

衝突軽減・回避ブレーキなどを全車に標準装備

左側にスライドドア、右側にヒンジドアというユニークな乗降性をもつトヨタの人気プチバン「ポルテ」「スペイド」。安全装備を充実する一部改良が行われた。

これは、単眼カメラと赤外線を組み合わせた安全システムの「Toyota Safety Sence C（トヨタ・セーフティ・センスC）」が全車に標準装備となったもの。「Toyota Safety Sence C」には、「プリクラッシュセーフティシステム」、「レーンディパーチャーアラート」、「オートマチックハイビーム」という3つの機能がある。

「プリクラッシュセーフティシステム」は、衝突が予測されるとドライバーに警報を発信。ブレーキを踏むとより強力なアシストが入る。もし警報を発しても回避行動が取られない場合、自動ブレーキが作動するというもの。 ※システムの作動する速度域に条件あり

「レーンディパーチャーアラート」は、道路の白線や黄色線を検知し、ウインカーを出さずに線を越えそうになるとブザーとディスプレイ表示で警報を出すシステムだ。

「オートマチックハイビーム」は、ヘッドライトのハイ・ローを自動で切り替えるシステム。ハイビームで走行すれば夜間の障害物や歩行者などを早期発見できる。その状態で対向車のヘッドライトを検知すると自動的にロービームに切り替えるため、スイッチ操作の煩わしさがない、という機能だ。

その他にも標準装備が充実

さらに、信号待ちで前車が発進しても気がつかない場合に、ブザーとディスプレイ表示で教えてくれる「先行車発進告知機能」、急ブレーキの際に自動でハザードランプが点灯し後続車に知らせる「緊急ブレーキシグナル」も標準化されている。

また、快適装備も充実した。赤外線カット機能付きウインドシールドガラスを標準装備、センターメーターのデジタル表示化が行われている。

ボディカラーも変更され、ポルテにシトラスオレンジマイカメタリック、ブラッキッシュアゲハガラスフレークという2種類の新色、スペイドにブラッキッシュアゲハガラスフレークの新色が設定され、それぞれ9色ずつの展開となった。

この一部改良と同時に特別仕様車も発売となった。

ポルテF“a la mode Trois”

特別装備

・ウォッシャブルカバーシート ・模様入りルーフトリム ・ブラウン塗装ラジエターグリル ・ブラント塗装オート電動格納式リモコンカラードドアミラー（サイドターンランプ付） ・パールホワイト塗装樹脂フルキャップ ・メッキ加飾バックドアガーニッシュ ・メッキ加飾アウトサイドドアハンドル ・メッキ加飾インサイドドアハンドル ・ブラウン塗装レジスターリング ・メッキ加飾シフトレバーベゼルリング ・スマートエントリーパッケージ

価格：\1,949,400（FF）／\2,100,600（4WD）

スペイドF”QueenII”

特別装備

・ウォッシャブルカバーシート ・柄入りブラックルーフトリム ・メッキ加飾フロントグリル ・メッキ加飾オート電動格納式リモコンカラードドアミラー（サイドターンランプ付） ・スーパークロームメタリック塗装樹脂フルキャップ ・メッキ加飾バックドアガーニッシュ ・メッキ加飾アウトサイドドアハンドル ・メッキ加飾インサイドドアハンドル ・サテン調レジスターリング ・メッキ加飾シフトレバーベゼルリング ・専用意匠デジタル式センターメーター ・スマートエントリーパッケージ

価格：\1,949,400（FF）／\2,100,600（4WD）

さらに、ウェルキャブの車いす収納装置を、電動クレーン方式から電動スライド方式に変更。操作時間を従来の約半分に短縮している。