ホンダは、ハイブリッドスポーツカー「CR-Z」が年内をもって販売を終了すると発表。それに際して、これまでの感謝の気持ちを込めた特別なCR-Zとして「α・Final label」を6月10日(金)から販売する。
エコカーへの人気が高まっていた2010年2月に発売されたCR-Zは、1.5リッター直4エンジンとモーターを組み合わせて25.0km/Lの低燃費を実現しただけでなく、ハイブリッドとしてはその時代唯一となる6速マニュアルトランスミッションを搭載。ハイブリッドカーの新たな楽しみ方を提案して話題を呼んだ。
登場以来、一部改良や特別仕様車などを毎年発表し、昨年8月には内外装の刷新だけでなくリヤトレッドの拡大やサスペンションとブレーキなど走行性能にまで手を加えた大掛かりなマイナーチェンジを実施。発売から約4年間、絶えず進化と熟成を果たしてきた。
そんなCR-Zの集大成ともいうべき「α・Final labe」は、ベースとなるグレード「α(270万円)」に以下の装備がプラスされる。
・「CR-Z Final label」ロゴ刺しゅう入り・専用ブラックコンビシート(前席)
・プライムスムース・ドアアームレスト(ブラック)
・専用マット塗装17インチ軽量アルミホイール
・「CR-Z Final label」ロゴ入りアルミ製コンソールプレート
・ピアノブラック調ステアリングガーニッシュ
・ナビ装着用スペシャルパッケージ
・プレミアムペダル
・トノカバー
また、特別色として「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」(モノトーン)を選べる。通常はルーフがブラックのツートーンとなるが、「α・Final labe」ではルーフも「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」となる。
ラインナップはCVTと6速MTを用意し、車両価格はいずれも280万円。
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