ボルボは2日、新世代モデルの第2弾にあたるプレミアムセダン「S90」を披露した。
ボルボによればS90は、これまでSUVやステーションワゴンのイメージが強かったボルボが、プレミアムセダン市場で存在感を高めることを狙って開発されたモデル。デザインや質感にこだわり、他とは一線を画すボルボ流の哲学により高級感を追求している。
技術面のトピックは、先進的な半自動運転技術「パイロットアシスト」を搭載すること。これは高速道路でおよそ130km/hまで、車線内にとどまるようにステアリング操作のアシストを行うもの。ボルボはこれを完全自動運転化に向けた、新たな一歩を踏み出す技術と紹介する。
また衝突回避支援装置「シティセーフティ」に、シカや馬などの大型動物を昼夜を問わず検知する機能が加わった。これらの動物を検知すると最初に警告を発し、それでも回避行動がとられない場合に自動ブレーキを作動させる。
パワートレインは、プラグインハイブリッドの「T8ツインエンジン」を搭載し、クリーンで力強い走りを発揮するとのこと。
S90は2016年1月のデトロイトショーで初めて一般公開される予定となっている。
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