山野哲也選手も表彰台に上った
アメリカ・コロラド州にあるパイクスピークで、6月26日に開催された第94回パイクスピーク・インターナショナルヒルクライム2016の決勝(PPIHC/通称:パイクスピーク)。100台限定のエントリーで、決勝レースには97台が参戦。完走78台、リタイヤ19台という厳しい結果となった。
【パイクスピーク2016】ロメイン・デュマ選手がル・マン24時間レースに続いてパイクスも制す
通常はレース当日、全車両がゴールをし一斉に下山してから、スタート地点脇にある特設テントで全クラスの表彰式が行なわれるのだが、100周年の記念大会となる今回は、翌月曜日にコロラドスプリングスにあるエル・ポーマー基金パビリオンで表彰式が行なわれた。
表彰式は、4輪9クラス、2輪7クラスのうち、一部クラスが統合され、4輪5クラス、2輪5クラスでの表彰となった。
電動バイク、エキシビジョン、サイドカーが統合されたパイクスピーク・チャレンジ部門では岸本ヨシヒロ選手が3位表彰台(11分10秒480/電動バイククラス2位)を獲得。サイドカークラスで2位であった渡辺正人選手&大関政広選手組は残念ながら表彰台はなし。
4輪のアンリミテッドクラスでは、ロメイン・デュマ選手(8分51秒445)、ポール・ダレンバック選手(9分36秒041)、ロドニー・トゥ選手(10分6秒137)が表彰台獲得。
そして電気自動車(EV)部門は市販車クラスと改造車クラスが統合されての表彰。リース・ミレン選手(8分57秒118)、山野哲也選手(9分6秒015)、田嶋伸博選手(9分51秒978/表彰式は欠席)が表彰台に上がった。
そして、キング・オブ・マウンテンの称号を手にしたのは、ロメイン・デュマ選手とブルーノ・ラングロワ選手(10分13秒106/パイクスピークヘビーウエイト)となった。
(文・写真:青山義明)
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