レクサス、新型RXをワールドプレミア 日本発売予定は今秋

トヨタ自動車は4月1日に開幕したニューヨークショーで、新型プレミアムクロスオーバー「RX」を初披露した。今回公開されたのはハイブリッドモデルの「RX450h」とガソリンモデル「RX350」の2タイプ。新型RXの日本での発売は2015年秋以降の予定。

新型RXは、SUV用に設計されたシングルフレームグリルや、大きく張り出した前後のホイールフレアが特徴的。ボディサイズは全長4890mm×全幅1895mm×全高1690mm。ホイールベースは2790mmと従来型より50mm延長し、さらにホイール径を20インチへと拡大することでアンダーボディの存在感を強調したデザインとしている。

シャシーは、フロントプラットフォームを大幅に改良し、軽快な乗り心地と安定した旋回性を追求。またボディ剛性の強化により乗り心地を向上させ、後席の振動を低減したとのこと。

パワートレインは、3.5リッターV6ガソリン仕様と、3.5リッターガソリンエンジンに高出力モーターを組み合わせたハイブリッドの2タイプを設定。いずれも最高出力は300hp前後となる見通しだ。

装備については、衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」と車線内走行をしやすいようにステアリング操作をサポートする「レーンキーピングアシスト」、夜間の前方視界確保を支援する「オートマチックハイビーム」、一定の車間距離を保ちながら追従走行ができるレーダークルーズコントロール（全車速追従機能付）をパッケージングした予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を採用する。さらに「アダプティブハイビームシステム」（AHS）や、「パノラミックビューモニター」をオプションで用意する。