現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > メンテナンスで燃費向上も! エコに繋がるメンテポイントとは

ここから本文です

メンテナンスで燃費向上も! エコに繋がるメンテポイントとは

掲載 更新
メンテナンスで燃費向上も! エコに繋がるメンテポイントとは

 オイル交換や点火プラグの交換で燃費向上も

 大型連休や盆暮れなど、長距離を走るときや、ふだんからクルマを足に使っている人なら日々の給油で気になるのが、燃料代だろう。最近は慣れてしまって、高かった頃に比べれば安い、といった気分になっているが、基本的には高止まりといっていい状態だ。

【クルマ好き必見】スポーツカー以外で楽しめる3ペダルMT車4選!

 燃費のいいエコカーでも、次第に所定の性能が発揮されなくなってくることもある。もちろんそれは非エコカーでも同じ。つまり次第に燃費が落ちてくることがよくあるのだ。いずれにしても元の性能を取り戻したり、性能を上げて、できるだけ燃費をアップ。財布への負担を少しでも和らげたいものである。そこで、燃費を少しでも上げたり、省燃費性能を少しでもあげる方法を紹介してみよう。

 メカ編

 最近のクルマは、メンテナンスポイントも減り、ユーザーが手を入れられるところも少なくなってきたが、それゆえ、今でも残るメンテナンスポイントはしっかりと見ておきたい。具体的にはエアクリーナー/エンジンオイル/点火プラグといったところ。エアクリーナーは吸入効率。エンジンオイルは作動抵抗、それぞれに関係するので、劣化は当然効率が落ちたり、抵抗が増えて、エンジンの性能落ちてしまう。

 点火プラグもしかりで、良い火花は好調の基本だ。ただ、ロングライフ化が進んでいるので、闇雲に交換しなくてもいいが、逆にそれだけに交換を忘れてしまいがちなので要注意だ。また費用がかかってしまうが、ホイールアライメント(4つのタイヤ向き)をきちんと調整してやると、走行時の抵抗自体が減って、燃費が上がることもある。

 日常点検編

 日常的に見ておきたいのが、タイヤの空気圧。想像できるだろうが、空気が減って、タイヤが潰れてくれば回転時の抵抗は増えてしまう。最近のエコカーはかなり高い空気圧を指定しているというのも同じ理屈で、しっかりと空気が入っていれば、転がり抵抗が減るのは当然だ。通常のクルマでも、燃費を重視するなら、指定より少し高めに入れるといいだろう(あまり入れると偏摩耗するので注意)。

 その他

 無駄な荷物は下ろしておくというのはやはり基本。各自動車メーカーが軽量化にしのぎを削っていることからもわかるように、重たいと動かすのも止めるのも、無駄なエネルギーが必要となってしまう。ちなみに省エネルギーセンターの実験結果では、「市街地を想定した場合、約100kgの重量増加で、約3.4%燃料消費率(cc/km)が悪化」とのこと。

 さらに夜間はとくに無駄な電気を使わないようにする。リヤモニターを見てもいないのにつけっぱなしにするなど、細かく配慮。電気の消費増大は点火が弱くなったりするので、燃費にも影響するのだ。

 いずれにしても、効率をできるだけよく。抵抗を減らして、無駄なエネルギーを使わない。ちょっとしたことで、目に見えて燃費がよくなることもあるので、乗りっぱなしにせず、手をかけてやろう。日常で簡単にできるものばかりだけに、手間もかからないはずだ。

関連タグ

こんな記事も読まれています

【スーパーテスト】馬力アップ+軽量化+縦と横方向のダイナミクス!630馬力の新型「アウディ RS7 パフォーマンス」がサーキットを駆け回る
【スーパーテスト】馬力アップ+軽量化+縦と横方向のダイナミクス!630馬力の新型「アウディ RS7 パフォーマンス」がサーキットを駆け回る
AutoBild Japan
渋滞135分!? 中央道「地獄のGW渋滞」いつ走れば回避可能? 「穴場の時間帯」を知れば全然混んでないことも 「ずらし移動が効果的」NEXCOの予測は
渋滞135分!? 中央道「地獄のGW渋滞」いつ走れば回避可能? 「穴場の時間帯」を知れば全然混んでないことも 「ずらし移動が効果的」NEXCOの予測は
くるまのニュース
新車販売はN-BOXとカローラが相変わらず絶好調だが……じわり「ホンダの登録車勢」が勢いを増していた!
新車販売はN-BOXとカローラが相変わらず絶好調だが……じわり「ホンダの登録車勢」が勢いを増していた!
WEB CARTOP
調子良かったのは何で? ノリス、苦戦予想した中国での好パフォーマンスにハテナ残る
調子良かったのは何で? ノリス、苦戦予想した中国での好パフォーマンスにハテナ残る
motorsport.com 日本版
トヨタ“新”「カローラ」発表! めちゃ精悍エアロに「上質内装」採用! 「スポーティな走り」の新「ACTIVE SPORT」 ベースモデルとの違いとは
トヨタ“新”「カローラ」発表! めちゃ精悍エアロに「上質内装」採用! 「スポーティな走り」の新「ACTIVE SPORT」 ベースモデルとの違いとは
くるまのニュース
ヤマハ「XSR900」 新型モデル「XSR900 GP」とリレーションを図った新色を設定
ヤマハ「XSR900」 新型モデル「XSR900 GP」とリレーションを図った新色を設定
バイクのニュース
空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
レスポンス
メルセデス・ベンツ Gクラス【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
メルセデス・ベンツ Gクラス【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
MBP Motoが「モルビデリ」を買収! 歴史的ブランドが復活へ
MBP Motoが「モルビデリ」を買収! 歴史的ブランドが復活へ
WEBヤングマシン
【20世紀名車ギャラリー】ポルシェの原点にして傑作RRスポーツ、1959年式ポルシェ356Aの肖像
【20世紀名車ギャラリー】ポルシェの原点にして傑作RRスポーツ、1959年式ポルシェ356Aの肖像
カー・アンド・ドライバー
次期型「ステップワゴン」!? ホンダ「新型ミニバン」公開! “窓なし”「丸テール」が斬新すぎる! 新型「スペースハブ」にユーザーの反応は?
次期型「ステップワゴン」!? ホンダ「新型ミニバン」公開! “窓なし”「丸テール」が斬新すぎる! 新型「スペースハブ」にユーザーの反応は?
くるまのニュース
まもなく世界初公開!? BMW新型「X3」が最終テストを終了 人気のミドルSUV 4代目はどう進化する?
まもなく世界初公開!? BMW新型「X3」が最終テストを終了 人気のミドルSUV 4代目はどう進化する?
VAGUE
15年ぶり全面刷新! トヨタの超本格・最大級「新型SUV」はデザインめちゃ良い! “機能美”極めた「カクカクボディ」の新型「ランクル250」とは
15年ぶり全面刷新! トヨタの超本格・最大級「新型SUV」はデザインめちゃ良い! “機能美”極めた「カクカクボディ」の新型「ランクル250」とは
くるまのニュース
トヨタが新型「ランドクルーザー250シリーズ」を発売、特別仕様車も設定
トヨタが新型「ランドクルーザー250シリーズ」を発売、特別仕様車も設定
@DIME
新型アリアNISMO実走テスト! ~電動スポーツ最前線~
新型アリアNISMO実走テスト! ~電動スポーツ最前線~
グーネット
すごい「ホンダ・ハッチバック」登場! 速そうな「リアウイング」初公開! めちゃカッコいいーシビック!? アクセスの新たな空力アイテムとは
すごい「ホンダ・ハッチバック」登場! 速そうな「リアウイング」初公開! めちゃカッコいいーシビック!? アクセスの新たな空力アイテムとは
くるまのニュース
まだパジェロのこだわりは新型トライトンに生きていた!?!?  さすがホンマもん!!  パジェロのスイッチがいちいちデカかったワケ
まだパジェロのこだわりは新型トライトンに生きていた!?!?  さすがホンマもん!!  パジェロのスイッチがいちいちデカかったワケ
ベストカーWeb
スズキ「GSX-R125 ABS」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
スズキ「GSX-R125 ABS」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村