迷いに迷って選んでみたものの……
今年もやってきました! スイス・ジュネーブで開催されている「ジュネーブモーターショー」。相変わらずの会場の華やかさといい、心躍るスーパーカーの数々……これぞ、ちびっこはもちろん、大人にも夢を与える自動車の祭典。私もこのところ毎年ジュネーブだけは欠かさず足を運ぶのは、自動運転や最新安全装備も重要だけど、自動車本来の魅力、その原点をここで再確認するためなのかも。
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さて、今回はジュネーブショーの出展車両のなかから私が気になった3台をピックアップしてご紹介します。
(1)メルセデス・マイバッハG650ランドレー
「レンジローバー イヴォークコンバーチブル」の登場により、日本でもSUVのオープンカーがにわかに注目されていますが、「メルセデス・マイバッハG650ランドレー」は後席の屋根だけが開いて、後席の人だけがオープンを楽しめる、吉田由美命名「サファリオープン」。
おそらくこのクルマで、お金持ちの方がケニアあたりのサバンナでライオンやバッファローなどを後席から眺めるのではないかと…。実際には、鉄格子などがないと危ないのかもしれませんが、こんなゴージャスなリヤシートで……、なんて贅沢! なんて素敵! ちなみにメルセデスベンツGクラスベースで、99台限定。
(2)タモ RACEmo
あの! インドのタタ・モータースが発表したコンパクト・スポーツカー「RACEmo」。「タタ・モータース」といえば「ナノ」で一躍話題になりましたが、現在は「レンジローバー」や「ジャガー」なども傘下に収めています。そしてこの「RACEmo」は、正確には「タタ」のサブブランド「タモ」のもので、カクカクしたガンダムデザインですが、ドライバーズシートに乗り込むとメーター系が3面でドライバーを囲むように配置。
ペダルなどもおもちゃっぽいけど、運転してみたい! 搭載されているのは192馬力のガソリンエンジン。日産のデザインを取りまとめている中村史郎さんも気になっているという一台で、お値段は公表されていないようですが、中村さん情報によると2万ユーロ(約240万円:1ユーロ=120円計算)とのこと。高い? 安い??
(3)ベントレー EXP 12スピード6eコンセプト
スタイリッシュな電気自動車(EV)=テスラという雰囲気になっていますが、そこに殴り込み!? 「ベントレー」が、美しくてエレガントな2シーターの電気自動車を発表。航続距離は480kmとのことですが、この世界観はありです! さて、今回は3台をセレクトしましたが、3台って、めちゃめちゃ悩みました。これだけではとても伝えきれないほど、今回の「ジュネーブモーターショー」は魅力たっぷりでした。
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