クルマのエンブレムと同じくブルーの6連星が胸に輝く
4月1日から、富士重工業株式会社は株式会社スバルの新社名に変更される。変更にともない、あらゆる書類をはじめ看板書き換えなど、極めて大変な作業が行なわれている。その中で、社員の人に朗報がある。現在のモノトーンの社員バッチが、なんとスバルカラーのブルーをあしらった七宝焼きで作られるのだ。
七宝焼きは、金属の表面にガラス質の釉薬(うわぐすり)を施して、高温で焼き付けた工芸品。起源は紀元前にまでさかのぼるともいわれている。自動車のエンブレムに用いられることもあるので、ご存じの方も多いだろう。
この話は、昨夜開かれたインプレッサ日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞パーティの会場で、吉永泰之社長から聞き出したもの。六本木ヒルズにあるグランドハイアット東京で行なわれた会は、各テーブルに社長をはじめ役員が回って懇談をする、という形式で、僕のいるテーブルで吉永社長と話がはずんだ。
4月からの社名変更は大変でしょうね、とお聞きしたら面白い答えが返ってきた。
「私はアメリカで航空業界の人と会って、改めてスバルという名前が浸透していることがわかりました。フジヘビーデューティインダストリーではわかってくれず、スバルというと一発。星座の名前は素敵ですね、と言われたこともあります」
「古い世代は、私も含めて日本でスバルというとスバル360のイメージが強く、軽自動車メーカーのような印象を与えるのでは?と心配していましたが、若い人や日本以外ではそんなことはない。むしろ好印象な名前のようです。スバルへの社名変更はきっといい影響を与えますよ」
笑いながら、「これは発表していいかわからないけど…」と話が続いた。 「社員の胸につけている社員バッジをスバルらしいカラーの青にします。それも七宝焼きで作ったものです。もちろん社員全員おなじものです」。
すでに役員会で決定しているが、社員は知らないという。おそらくこれが社員を含めて初めて公表する話である。
ブルーのエンブレムは、スバルらしい走りのシンボルだ。そんなバッジは、インプレッサをはじめとする最近の販売好調ぶりとともに、社員も誇らしい気分になれるに違いない。
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