現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【モデル初期か末期か】新車を買うタイミングはいつがいい?

ここから本文です

【モデル初期か末期か】新車を買うタイミングはいつがいい?

掲載 更新
【モデル初期か末期か】新車を買うタイミングはいつがいい?

モデルサイクルを通じてのメリット・デメリットを考える

なんだかんだ言っても一度は乗ってみたいもの、それは新車ではないだろうか? 大体国産車だとモデルサイクルは5年前後となるが、果たしてどのタイミングで購入するのがベストだろうか。今回は購入タイミング別のメリットとデメリットを探ってみたい。

新車を買ってすぐに「やってはいけない」こと3選

(1)新型車登場直後

新型車が登場した直後に購入する最大のメリットは、まだその車種がそれほど路上を走っていない段階で乗り出せるということだろう。車種にもよるだろうが、クルマ好きの熱い視線を集めること請け合いだ。

また、モデルライフが進むことによって不人気な色や装備などがどんどん切り落とされる可能性がある。組み合わせによっては「幻の仕様」を作り上げることも可能となるかもしれない。

一方のデメリットは、発売直後ということで値引きが渋いことだろう。発売直後は需要も高いため、ディーラー側としても大幅な値引きをしなくても売れる時期。なかなか好条件を引き出すのは難しいだろう。

また、初期モノにはマイナートラブルが発生する可能性がある。もちろんリコールやサービスキャンペーンなどで無償修理となるだろうが、ディーラーへクルマを運ぶなどの手間が発生する可能性も。

モデル末期に近づくほど商品としてのネガな要素は改善される傾向

(2)マイナーチェンジ後

新型車が登場してある程度の時間が経つと販売台数も落ち着いてくる。その頃に行われるのが、マイナーチェンジだ。このタイミングであれば、市場の反応などを鑑みた商品改良が行われ、ネガな部分もだいぶ解消されていることだろう。また、車種によってはフルモデルチェンジに近いような大幅な変更がなされることもあり、所有欲を満たすこともできるはずだ。

しかし、車種によってはグレードやエンジンラインアップの整理が行われることも。初期モデルでは存在した装備がなくなって、選ぶことができなくなってしまう可能性もある。また、マイナーチェンジで見た目が変化したことで好みのルックスでなくなってしまう恐れもあるだろう。また、ある程度拡大していた値引き額も、このタイミングで再び渋くなる。

(3)モデル末期

そろそろフルモデルチェンジの噂が出てくるようなタイミングであれば、その車種は熟成の域に達しているはず。販売台数もだいぶ落ち着いている時期のため、テコ入れのためにお買い得で装備充実な特別仕様車が設定されることもあるだろう。また、モデル末期ともなれば、値引額も大きくなる。ディーラーとしても新型が登場したタイミングで旧型の在庫持っていたくはないため、平均以上の値引きをゲットできる可能性もある。

デメリットといえば、モデル末期ということで新型車が登場した場合、一気に旧モデルとなってしまう点だろう。旧モデルとなってしまうと手放すときの下取り価格の面でも不利になることが予想される。また、街中でも結構な台数を見かけることになるだろうから、新車を買ったという満足感が減少してしまう恐れも。

と、いろいろ書いてきたが、結局どのタイミングで購入してもメリットもデメリットも存在するということだ。つまり、新車を買うベストのタイミングは「欲しいと思ったとき」なのである。

関連タグ

こんな記事も読まれています

アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
レスポンス
ホンダの「コスパ最強SUV」やっぱり爆売れ! “209万円”の新型「WR-V」が凄かった! 人気「グレード」や「ボディ色」は? どんな人が買ってるの?
ホンダの「コスパ最強SUV」やっぱり爆売れ! “209万円”の新型「WR-V」が凄かった! 人気「グレード」や「ボディ色」は? どんな人が買ってるの?
くるまのニュース
眉村ちあきが悪党専門のボディガードに!? 悪党たちの探り合い『ハードボイルド・レシピ』
眉村ちあきが悪党専門のボディガードに!? 悪党たちの探り合い『ハードボイルド・レシピ』
バイクのニュース
「後ろから当てられたように感じた」と接触でペナルティのバキシビエール。アルピーヌ、初イモラに苦戦
「後ろから当てられたように感じた」と接触でペナルティのバキシビエール。アルピーヌ、初イモラに苦戦
AUTOSPORT web
ついに表彰台逃したフェラーリ。チーム代表は中国GPで「ミスが多すぎた」と自省
ついに表彰台逃したフェラーリ。チーム代表は中国GPで「ミスが多すぎた」と自省
motorsport.com 日本版
スズキが「斬新軽トラ」を実車展示! めちゃ画期的な“荷台”を搭載! 「新型エブリイ」も登場 トラックショーに出展
スズキが「斬新軽トラ」を実車展示! めちゃ画期的な“荷台”を搭載! 「新型エブリイ」も登場 トラックショーに出展
くるまのニュース
日本自動車部品工業会、次期会長にニッパツ会長の茅本隆司氏
日本自動車部品工業会、次期会長にニッパツ会長の茅本隆司氏
日刊自動車新聞
スズキがスーパーキャリイ「軽トラ市」仕様など出展へ…ジャパントラックショー2024
スズキがスーパーキャリイ「軽トラ市」仕様など出展へ…ジャパントラックショー2024
レスポンス
“The Last Dance”を謳う現行ランボルギーニ・ウラカンの最終モデルが登場
“The Last Dance”を謳う現行ランボルギーニ・ウラカンの最終モデルが登場
カー・アンド・ドライバー
Sun Emperor の電動バイク SS1 に純正オプション「高反発シート」が登場!
Sun Emperor の電動バイク SS1 に純正オプション「高反発シート」が登場!
バイクブロス
バイク専用ディスプレイ&レコーダー「ライダーズスマートレコーダー」の販売がスタート!
バイク専用ディスプレイ&レコーダー「ライダーズスマートレコーダー」の販売がスタート!
バイクブロス
トヨタファイナンス、等級ない車両保険を全国展開 国内初「P2P」採用
トヨタファイナンス、等級ない車両保険を全国展開 国内初「P2P」採用
日刊自動車新聞
トヨタ新型「カムリ」発売!  米国で22年連続ベストセラーの最上級FFセダンは最新の“トヨタ顔”を採用し北米市場で登場
トヨタ新型「カムリ」発売! 米国で22年連続ベストセラーの最上級FFセダンは最新の“トヨタ顔”を採用し北米市場で登場
VAGUE
ゴツいトヨタ「新型SUV」実車公開! 精悍顔の「ランクル」登場! 標準とは違う個性とは
ゴツいトヨタ「新型SUV」実車公開! 精悍顔の「ランクル」登場! 標準とは違う個性とは
くるまのニュース
ゴールデンウィークは自然に会いに行こう!家族で楽しいオススメスポット10選
ゴールデンウィークは自然に会いに行こう!家族で楽しいオススメスポット10選
グーネット
イケイケのBYDの次なる一手は認定中古車市場への進出! 「BYD CERTIFIED」開始でEV購入のハードルがダダ下がり
イケイケのBYDの次なる一手は認定中古車市場への進出! 「BYD CERTIFIED」開始でEV購入のハードルがダダ下がり
THE EV TIMES
ダイハツ&トヨタの「小さなSUV」販売再開! 約1年の沈黙から挽回なるか 「ロッキー・ライズ」どうなる?
ダイハツ&トヨタの「小さなSUV」販売再開! 約1年の沈黙から挽回なるか 「ロッキー・ライズ」どうなる?
くるまのニュース
勝田範彦とラリージャパンの舞台を巡るツアーが開催決定。三河湖SSの解説やラリー講座、夕食会など実施へ
勝田範彦とラリージャパンの舞台を巡るツアーが開催決定。三河湖SSの解説やラリー講座、夕食会など実施へ
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村