アイサイト付きのCVTマシンで攻める!
開催が延期されていた、タイラリーの国王杯をかけた戦い、キングスカップが1月21日からスタート。日本からはモータージャーナリストの国沢光宏さんが、2ペダル+CVTのスバルWRX S4で参戦している。
真冬の日本とは真逆ともいえる、気温30℃オーバーのタイ。過去にも参戦経験のある国沢さんが挑むキングスカップは今回で29回目。今回持ち込んだWRX S4は、出走前のチェックで抱えていたトラブルを解消。パワーを取り戻してDay1に挑んでいる。
同じクラスのライバルには、タイ国内戦に参戦している三菱ランサーエボリューションのほか、中国ラリー選手権に出場しているマシンも。そのほかのクラスにはホンダ・シビック、スズキ・スイフトなど日本車が目立つのも特徴のひとつといえるだろう。
国沢さんが相棒に選んだWRX S4は、足まわりやロールゲージなど、競技に合わせたモディファイを施してあるのみで、エンジンなどは基本的に市販車と同じノーマル状態。国沢さんのこだわりにより、スバル自慢の運転支援システムであるアイサイトは使用できる。
SSの間にある移動区間「リエゾン」などでも活躍してくれるそうだ。 データのないマシンだけにトラブルも発生してしまうが、それも含めて国沢さんはラリーをエンジョイ。2日間でどんな走りを見せてくれるのか期待したい。
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