ホンダ史上最速で100万台を突破
2016年暦年の軽自動車(四輪・乗用)の年間販売台数速報が、軽自動車協会連合会より発表された。いわずもがな、1位はホンダN-BOXで、その台数は18万6367台。増税などにより「軽自動車離れ」が叫ばれる昨今だが、N-BOXの販売台数は前年比で100.8%と、微増している。
さらに2016年12月には発売から60ケ月で累計販売100万台を達成。これは、これまでフィットが持っていた78カ月の記録を更新するホンダ最速のセールスレコードだ。
そもそもN-BOXは、ホンダの鈴鹿製作所を軽自動車専用ファクトリーとして生まれ変わらせるに当たり、プラットフォーム、エンジン、トランスミッションと全面刷新して生み出されたモデルである。そして、N-BOXから始まるNシリーズの軽自動車は、ホンダのシェアをグッと引き上げたことは、ご存じのとおりだ。
しかし、N-BOXがここまでのヒットモデルになった理由は何であろう。ダイハツもスズキもN-BOXをキャッチアップすべくライバルとなるモデルを投入しているのに、N-BOXの人気は衰えない。
ラゲッジの使い勝手を高めたN-BOX+、アメリカンなファンキースタイルのN-BOXスラッシュといったバリエーションを増やしていることもあるだろうが、燃費性能にしろ、使い勝手にしろライバルを圧倒しているわけではないにも関わらず、だ。
F1で培われたレギュレーションのなかで争う考え方が生かされている
そうしてN-BOX人気の理由を考えていると、その開発責任者と交わした会話を思い出す。まとめれば「軽自動車というのはレギュレーションがギチギチに決まっている世界です。そこで競争するというのは、非常にコンペティブで刺激的です」といった内容だ。
知られていることだが、N-BOXの誕生時に開発責任者を務めた方は、あのホンダの第二期F1時代(V6ターボをエンジンサプライヤーとして供給していた時代)に長く携わっていたことでも知られている。そうした背景から考えると、軽自動車という一見すると差別化しづらいカテゴリーにおいて圧倒的なリードを築いている理由が見えてくるのではないだろうか。
レギュレーションのなかでライバルに差をつけるための思考と経験が、N-BOXを生み出した。だからこそデビューから5年を経ても、トップランナーでいられるのだ。
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