ランフラットにするとスペアタイヤを下ろせるというメリットがある
輸入車を中心にランフラットタイヤの標準化が進んでいます。ランフラットタイヤはパンクなどでタイヤの空気圧が低下しても、ある程度の距離を走行可能なタイヤです。道端でタイヤ交換したりする必要はなく、整備工場などまで走っていけばOKなんです。万が一でも安心というわけですね。
北米市場では常識化しているので、北米向けをベースに設定される日本仕様でもランフラットを採用するモデルが出てきているのです。
ランフラットタイヤのデメリットは重いことです。タイヤが重いと、いわゆるバネ下重量が増えてしまうことになり、乗り心地や運動性能でマイナスになります。
ですがランフラットタイヤ4本は、通常のタイヤ5本よりも軽量になっています。つまりスペアタイヤを積む通常タイヤよりも、車両重量としてはランフラットのほうが軽くなるんですね。またほとんど使うことなく廃棄されるスペアタイヤを廃止できるのはメリットです。その分、ラゲッジスペースも拡大することができます。
ノーマルタイヤ用のクルマだと乗り心地が悪くなる可能性も
ノーマルタイヤ用のクルマにランフラットタイヤを装着すると、いろいろな不具合が発生します。まず乗り心地が辛いことです。ランフラットタイヤは空気がすべて抜けてしまっても走ることが可能です。
そのためサイドウォールが硬くなっていたり、内部構造が追加されていたりして、タイヤそのものが重くなっています。それが乗り心地を悪化させます。ランフラット標準装着のモデルでは対策をサスペンションをセッティングしていますが、ノーマルタイヤのモデルでは厳しい乗り心地になってしまうかもしれません。
ランフラットタイヤは空気が全て抜けても走れますが、逆にいえばパンクしたままドライブすることもできてしまい、高速や長距離を走ってタイヤを破損してしまう可能性があります。
そのためランフラットタイヤを標準装着しているモデルでは、タイヤの空気圧をチェックする機能を標準化しています。空気圧が低下した場合、警告を出します。
後付けのシステムも自動車用品店などで販売されているので、ランフラットタイヤへ交換した場合には同時に装備したほうがいいでしょう。
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